3日目の日曜、予報では雨のち曇、午前中の降水確率は60%との事。 駅までポンチョを被って走り、輪行でのんびり帰途に就く予定でいたのですが。 夜中に降っていた雨も朝9時頃にはすっかりあがり日差しが、あっと云う間に路面も乾き、暑い上に蒸せてくる始末です。
せっかくなので金沢港近くの大野町の古い街並みと「からくり記念館」を見学したりして、金沢市周辺の道路元標を回り走行36.6キロ、北陸本線美川駅から帰途に就きました、結局3日間で350キロ程走った事に。
3日目の日曜、予報では雨のち曇、午前中の降水確率は60%との事。 駅までポンチョを被って走り、輪行でのんびり帰途に就く予定でいたのですが。 夜中に降っていた雨も朝9時頃にはすっかりあがり日差しが、あっと云う間に路面も乾き、暑い上に蒸せてくる始末です。
せっかくなので金沢港近くの大野町の古い街並みと「からくり記念館」を見学したりして、金沢市周辺の道路元標を回り走行36.6キロ、北陸本線美川駅から帰途に就きました、結局3日間で350キロ程走った事に。
色々と物議をかもすビジネスホテルチェーンですが、ネットやコインランドリーと何処でも均一のサービスがあるのが魅力です、メンバーなら10泊で1泊無料になり、今回は溜まっているポイントを使って5460円がタダに。
朝6時には飛び出して北へ、九頭竜川を渡り堤防沿いに東へ、山中温泉への最短ルート大内峠へ向かいます。
← 重いのに45-200mmズームも持ってきているので、なにか使っておかなくては…
竹田川の渓谷に沿った気持ちの良い道をたどります。
大内隧道、くぐると石川県。 R364旧道ですが丸岡山中温泉トンネルができ、車はまったくやってきません。
山中温泉の道の駅に保存されている、北陸鉄道の日本初のアルミ車体の電車、一時は大井川鐡道に譲渡されたが、里帰りしたもの。
天気予報通り午後から雲行きが怪しくなってきましたが、石川県南部の9基の道路元標を巡って金沢へ、本日の走行114.2キロ。
先週には梅雨入りしていたものの、幸い「弐千峠サイク」も好天で迎える事ができました。それでもどうやら来週には 本格的に梅雨入りしそうな予報なので、週末までに少し走っておこうと考えたプランがこれ。 最近現存が確認された滋賀県伊香郡の「塩津村道路元標」を履修して、R8深坂峠から旧北陸本線廃線跡(杉津線)を経て今庄へ越え、うまく行けば福井泊で翌日に石川県の道路元標を巡ってみようと云う計画。 北陸本線廃線跡は北陸自動車道と同様な経路でほぼ県道として現在も利用されています。廃線となった区間は敦賀をはさんで柳ヶ瀬線と杉津線と呼ばれていて、柳ヶ瀬線跡も県道となっていて、これを使うと深坂峠を越えずに、楽に滋賀福井県境を越えられるのですが、残念ながら柳ヶ瀬隧道は自転車通行禁止の様です。山中越えとなる杉津線区間にはかつて12のトンネルがあって、北陸道杉津PAで潰されてしまったトンネルを除き残りのトンネルは今も健在、峠区間でかつての難所と云っても鉄道の事ですから、斜度はたかが知れています。 滋賀県側から北陸へ自転車で向かうのは今度が3度目、最初は2000年10月に信楽~水口~八日市経由で高時川に沿って椿坂峠と栃の木峠の間に出て今庄へ、2度目は2001年10月に深坂峠~敦賀~河野海岸道路を走り越前海岸で一泊するコース。今回は走り慣れている信楽ルートで貴生川駅から近江鉄道サイクルトレインで米原までワープして、再び走り出そうと云う魂胆。ただ近江鉄道サイクルトレインの利用は平日は9時からなので、米原へ向かうには日野駅0910または貴生川駅1004発に乗車する事になってしまいます。 少し明るくなりだした0410に桜井を出発、和束のローソンと信楽駅で休憩の後、雲井駅を過ぎるあたりまでは裏道を走ったあとR307に入りますが、新名神のICができたりして交通量も多く路肩も狭いので、あまり走りたくはない区間です、信楽高原鉄道もサイクルトレインを実施してくれれば良いのですがね。ダラダラと登りきった処で、小野峠旧道に入ります。信楽側は庚申山への登り口で通行止めになっていますが、充分走る事のできる路面状況です。
貴生川駅はJRを挟んで信楽高原鉄道と近江鉄道のホームがあるので、サイクルトレインを利用するにはR307で草津線をまたいで駅の東側にまわりこんだ方が便利です、東側にはコンビニもありますし、ただエレベーターの入り口付近に自転車侵入禁止と書いてあって、階段を自転車担いで登り降りせよと云う事なんでしょうか、自転車をそのまま持ち込むサイクルトレインと矛盾しているのが… 有り難くエレベーターは利用させていただきましたが。米原までの運賃は970円、自転車の持ち込みは無料です。土日休日ならフリーきっぷが使えるのでなんと550円で一日乗り放題です。やってきたの流行りのゆるキャラ「ひこにゃん」にあやかった、「いしだみつにゃん」「しまさこにゃん」のキャラクタ電車です。米原1035着、直通なので所要時間は1時間半程ですが、乗り継ぎで八日市で待たされると走った方が早いと云う声もあるかも、しかし湖岸道路に出るにせよ、結構交通量や信号の多い処を走って行くので、この区間をパスできるの有り難いです、しっかり昼食も車内で済ませました。ただしこの季節走っている格好で冷房の効いた車内に乗り込んでいると体を冷やしてしまうかも、しっかりパーカーを着込んでいました。
途中からサイクルトレインにDAHOINの小径車で乗り込んできた方に、米原駅の西側にでる道を教えて貰って湖岸道路へ、長浜までご一緒して頂きました。R8の賤ヶ岳トンネルの上の旧道、琵琶湖の展望が素晴らしい飯浦大音線に入り、塩津村道路元標を経てR8深坂峠に入ります。
ようやく深坂峠にたどり着いたのが3時前、「とろろそば」の看板に、時間があればとよそ見していたら、石をはねてしまい深坂峠を下りはじめたらパンクしていました。 夏至まじかの一年で一番陽の長い時期とは云え、これからまだ二山越えなくてならないのに… 先が思いやられます。
R8から北陸本線杉津廃線跡ルートへ入るには普通は敦賀市街でR476に入るのですが、それではかなり下ってしまう上に信号や交通量も多いので、麻生口から県道140号に入り笙ノ川沿いの道を池河内へ向かい、標高320m位の池河内湿原まで登ることにはなりますが、緩やかな登りで車の来ない快適な道です。無名の峠を越えると反対側は激下りでR476の獺河内にでます。
北陸自動車道の上り線と下り線に挟まれた格好で廃線跡道路は最初の葉原隧道へ、ここから鮒ヶ谷隧道~曽路地谷隧道~第一観音寺隧道~第二観音寺隧道~曲谷隧道~芦谷隧道~伊良谷隧道と最後の山中隧道まで9つのトンネルが続きます。葉原隧道と伊良谷隧道は交互通行の信号がついていますが、いずれも元単線用トンネルだけに自動車の離合は困難です。 自転車にとっては曽路地谷隧道は500m近いものの照明がなくカーブしているので、ランプなしで突っ込むのは危険です。 いずれも漏水で路面は夕立の後の様な状態で、ガードなしではつらいと思います、今は閉鎖されてしまいましたがツーリングマップルに「西日本一の不気味隧道」と書かれた旧中辺路町の高尾隧道の様にカッパを着込まないと通れないと云う程ではないでしょうが。曽路地谷隧道を出ると北陸道杉津PAの下をくぐり海側に出て敦賀湾の展望が開けます。
山中隧道を抜けて振り返った処、左奥にスイッチバックの引き上げ線用の抗口が見えています。 この後、山中信号場や大桐駅跡の案内板があったりして今庄へ向かって下って行きます。 この後はひたすら福井駅前の今夜の宿を目指すだけです、武生を過ぎたあたりですっかり暗くなってしまいましたが、21時前にはたどり着く事ができました。走行197.2キロ、後3キロ走り回る余力はさすがに残ってませんでした。実は朝桜井を出て三輪近くまでメーターが回ってなかったのですが、それでも200キロには届かなかったですね。
少し青空も見えているのですが、午後からは確実に降られそうな予報です。 今日の予定は南佐久郡の畑八村道路元標を回ってから帰途に就く予定なので、そこまでは持って貰えればいいのですが。
R141を南下していると何やら奇妙なものが、最初はアドバルーンかなと思っていたら、ますます数が増えて熱気球だと、「佐久バルーンフェスティバル2009」と云うのが行われている様です。
「陶都有田」と書かれた気球もあるので、九州から遠征してきているのですね。
畑八村道路元標をまわり終え、ヤマト運輸の営業所で必要のなくなった荷物を宅急便にして小海線八千穂駅から帰途に就く事に。
小渕沢、塩尻、名古屋経由で帰途に就くのですが、中央本線が混みそうなの帰りはフロントキャリアとガードも外す事にしました。
八千穂駅は民間委託駅の様ですが、塩尻からの指定券が買えたので特急で買える事に、小海線ではハイブリット車のキハE200の2両編成がやってきたのですが行楽客で混雑していたものの、中央東線の松本行きはガラガラはともかく、塩尻から名古屋への特急「しなの」も空席がチラホラ、これもETC効果だったりして、いったいどれ位のCO2を余計に出したのでしょうかね。本日の走行27.5キロ、4日間で372.5キロでした。
道路元標一覧 (1~100)
道路元標一覧 (101~200)
道路元標一覧 (201~300)
道路元標一覧 (301~400)
道路元標一覧 (401~500)
道路元標一覧 (501~600)
【601】 2008/12/20 愛知県 額田郡 福岡町 (現 岡崎市)
【602】 2008/12/20 愛知県 幡豆郡 室場村 (現 西尾市)
【603】 2008/12/20 愛知県 幡豆郡 家武村 (現 西尾市)
【604】 2008/12/20 愛知県 幡豆郡 平原村 (現 西尾市)
【605】 2008/12/20 愛知県 幡豆郡 寺津町 (現 西尾市)
【606】 2008/12/20 愛知県 知多郡 半田町 (現 半田市)
【607】 2008/12/29 愛知県 知多郡 上野村 (現 東海市)
【608】 2008/12/29 愛知県 知多郡 八幡町 (現 知多市)
【609】 2008/12/29 愛知県 知多郡 大野町 (現 常滑市)
【610】 2008/12/29 愛知県 知多郡 鬼崎村 (現 常滑市)
【611】 2008/12/29 愛知県 知多郡 河和町 (現 美浜町)
【612】 2008/12/29 愛知県 西加茂郡 挙母町 (現 豊田市)
【613】 2009/01/15 千葉県 東葛飾郡 我孫子町 (現 我孫子市)
【614】 2009/01/15 千葉県 東葛飾郡 小金町 (現 松戸市)
【615】 2009/01/15 茨城県 新治郡 土浦町 (現 土浦市)
【616】 2009/01/15 茨城県 新治郡 石岡町 (現 石岡市)
【617】 2009/01/15 茨城県 西茨城郡 岩間町 (現 笠間市)
【618】 2009/01/15 茨城県 那珂郡 菅谷村 (現 那珂市)
【619】 2009/01/15 茨城県 那珂郡 山方村 (現 常陸大宮市)
【620】 2009/01/15 茨城県 久慈郡 大子町
【621】 2009/01/16 宮城県 柴田郡 大河原町
【622】 2009/01/16 福島県 双葉郡 新山町 (現 双葉町)
【623】 2009/01/16 福島県 双葉郡 木戸村 (現 楢葉町)
【624】 2009/01/16 福島県 石城郡 湯本町 (現 いわき市)
【625】 2009/01/16 福島県 石城郡 泉村 (現 いわき市)
【626】 2009/01/16 福島県 石城郡 渡辺村 (現 いわき市)
【627】 2009/01/16 福島県 石城郡 錦村 (現 いわき市)
【628】 2009/01/16 茨城県 多賀郡 平潟町 (現 北茨城市)
【629】 2009/01/17 福島県 田村郡 滝根村 (現 田村市)
【630】 2009/01/17 福島県 東白川郡 棚倉町
【631】 2009/01/17 福島県 西白河郡 金山村 (現 白河市)
【632】 2009/01/17 栃木県 那須郡 那須村 (現 那須町)
【633】 2009/01/18 埼玉県 比企郡 小川町
【634】 2009/01/18 埼玉県 入間郡 越生町
【635】 2009/01/18 東京都 北多摩郡 府中町 (現 府中市)
【636】 2009/01/18 長野県 諏訪郡 金沢村 (現 茅野市)
【637】 2009/03/12 京都府 中郡 五十河村 (現 京丹後市)
【638】 2009/03/12 京都府 中郡 長善村 (現 京丹後市)
【639】 2009/03/12 京都府 竹野郡 網野町 (現 京丹後市)
【640】 2009/03/12 京都府 加佐郡 由良村 (現 宮津市)
【641】 2009/03/16 島根県 八束郡 伊波野村 (現 斐川町)
【642】 2009/03/16 島根県 簸川郡 久村 (現 出雲市)
【643】 2009/03/16 島根県 簸川郡 田儀村 (現 出雲市)
【644】 2009/03/16 島根県 安濃郡 鳥井村 (現 大田市)
【645】 2009/03/16 島根県 那賀郡 浜田町 (現 浜田市)
【646】 2009/03/16 島根県 那賀郡 三保村 (現 浜田市)
【647】 2009/03/16 島根県 美濃郡 北仙道村 (現 益田市)
【648】 2009/03/16 島根県 美濃郡 吉田村 (現 益田市)
【649】 2009/03/17 島根県 鹿足郡 柿木村 (現 吉賀町)
【650】 2009/04/02 宮崎県 東諸県郡 綾村 (現 綾町)
【651】 2009/04/02 宮崎県 東諸県郡 八代村 (現 国富町)
【652】 2009/04/02 宮崎県 宮崎郡 青島村 (現 宮崎市)
【653】 2009/04/04 佐賀県 佐賀郡 久保田村 (現 佐賀市)
【654】 2009/04/04 佐賀県 佐賀郡 嘉瀬村 (現 佐賀市)
【655】 2009/04/04 佐賀県 佐賀郡 西與賀村 (現 佐賀市)
【656】 2009/04/04 佐賀県 神埼郡 蓮池村 (現 佐賀市)
【657】 2009/04/04 佐賀県 佐賀郡 中川副村 (現 佐賀市)
【658】 2009/04/24 兵庫県 飾磨郡 家島村 (現 姫路市)
【659】 2009/04/24 兵庫県 飾磨郡 英賀保村 (現 姫路市)
【660】 2009/05/02 新潟県 中頚城郡 和田村 (現 上越市)
【661】 2009/05/02 新潟県 中頚城郡 水上村 (現 妙高市)
【662】 2009/05/02 新潟県 中頚城郡 鳥坂村 (現 新井市)
【663】 2009/05/02 長野県 下水内郡 柳原村 (現 飯山市)
【664】 2009/05/02 長野県 下水内郡 常盤村 (現 飯山市)
【665】 2009/05/02 長野県 下高井郡 瑞穂村 (現 飯山市)
【666】 2009/05/02 長野県 下水内郡 飯山町 (現 飯山市)
【667】 2009/05/02 長野県 下水内郡 秋津村 (現 飯山市)
【668】 2009/05/02 長野県 下水内郡 永田村 (現 飯山市)
【669】 2009/05/02 長野県 下水内郡 豊井村 (現 飯山市)
【670】 2009/05/02 長野県 上水内郡 神郷村 (現 長野市)
【671】 2009/05/02 長野県 上水内郡 長沼村 (現 長野市)
【672】 2009/05/02 長野県 上水内郡 柳原村 (現 長野市)
【673】 2009/05/03 長野県 小県郡 殿城村 (現 上田市)
【674】 2009/05/03 長野県 小県郡 本原村 (現 上田市)
【675】 2009/05/03 長野県 小県郡 傍陽村 (現 上田市)
【676】 2009/05/03 長野県 埴科郡 豊栄村 (現 長野市)
【677】 2009/05/03 長野県 埴科郡 東条村 (現 長野市)
【678】 2009/05/03 長野県 更級郡 真島村 (現 長野市)
【679】 2009/05/03 長野県 更級郡 中津村 (現 長野市)
【680】 2009/05/03 長野県 更級郡 共和村 (現 長野市)
【681】2009/05/03 長野県 更級郡 篠ノ井町 (現 長野市)
【682】 2009/05/03 長野県 更級郡 栄村 (現 長野市)
【683】 2009/05/03 長野県 埴科郡 雨宮県村 (現 千曲市)
【684】 2009/05/03 長野県 埴科郡 倉科村 (現 千曲市)
【685】 2009/05/03 長野県 埴科郡 埴生村 (現 千曲市)
【686】 2009/05/03 長野県 埴科郡 戸倉村 (現 千曲市)
【687】 2009/05/03 長野県 更級郡 力石村 (現 千曲市)
【688】 2009/05/03 長野県 更級郡 村上村 (現 坂城町)
【689】 2009/05/03 長野県 埴科郡 坂城町 (現 坂城町)
【690】 2009/05/03 長野県 埴科郡 中之条村 (現 坂城町)
【691】 2009/05/03 長野県 埴科郡 南条村 (現 坂城町)
【692】 2009/05/03 長野県 小県郡 塩尻村 (現 上田市)
【693】 2009/05/04 長野県 小県郡 室賀村 (現 上田市)
【694】 2009/05/04 長野県 小県郡 浦里村 (現 上田市)
【695】 2009/05/04 長野県 小県郡 別所村 (現 上田市)
【696】 2009/05/04 長野県 小県郡 富士山村 (現 上田市)
【697】 2009/05/04 長野県 小県郡 東内村 (現 上田市)
【698】 2009/05/04 長野県 小県郡 西内村 (現 上田市)
【699】 2009/05/04 長野県 小県郡 依田村 (現 上田市)
【700】 2009/05/04 長野県 小県郡 県村 (現 東御市)
東横インは7時から朝食の無料サービスがあるのですが、いつもは早いうちにさっさとチェックアウトして出掛けてしまうのと、自転車に乗る時は走り出す前から食べ過ぎるとしんどいので、あまりそのサ-ビスの恩恵に与かれないのですが、今日は朝食前に散歩がてら市内を散策する事に。 上田は映画のロケ地として良く使われる事で有名で、旧北国街道は「犬神家の一族」や最近は「たそがれ清兵衛」で使われたそうです。 ここ柳町は5年前にもきていますがGWなので昼間だと観光客だらけかも、ただお店はいずれも開店前ですが。
戻ってきて朝食の後、ゆっくりと出発。 一昨日に北側から3/4程走った「上田千曲長野自転車道線」の上田側の入り口ですが、こちら側も路面状況は決して良くないです。
上田電鉄の終点別所温泉駅に保存車両が通称「丸窓電車」、なかには色々なものが展示している様なのですが、現在は公開されていない様です。 歴代東急の払い下げ車両が使われていますが、かつては「青ガエル」5000系もいた事が。
「別所村道路元標」へは別所温泉の坂道をかなり奥まった処まで登らされた、「臨泉楼柏屋別荘」の前にあります。 一度位は泊まってみたいですね、この時期だと2~4万とか。
別所温泉の後、丸子へ抜けるので砂原峠を越えますが、意外になんとあのナワさんの足跡のない峠でした、標高は600mと云っても信州ですから麓の集落から100m足らず、しかし鎌倉街道と呼ばれる由緒ある街道の峠です。 丸子から「東内村道路元標」と「西内村道路元標」をまわるためにR254を往復し「依田村道路元標」を経て「県村道路元標」で700基達成、向かい風と千曲川の河岸段丘の激坂に苦しめられながら「小諸町道路元標」で本日の予定終了。 本日の走行107.0キロ、三日連続100キロ越えは久しぶりです。
今回は上田の東横インに2泊しているので、今日はサイドバックと余計な荷物をおろして周辺の道路元標を巡ります。
旧真田町から長野市側に越える新地蔵峠(1,033m)は二度目です、真田側は緩やかに標高を上げていくので比較的楽なのですが、長野市側は松代まで700mもの標高差が、それでも何人かのロードが登ってきましたが、ごくろう様としか… 昨日も走った千曲川河畔に出ますが、GWとあってロードの他にツーリングとおぼしき自転車もよく見かけます、以前に比べるとMTBよりいわゆるクロスバイクが増えたものの、いずれも重そうなリュックを背負っていて、ツーリング車は見かけませんでした、篠ノ井でかなり年期の入ったフロントバックを付けたランドナーを見た位です。
「倉科村道路元標」は元の場所から移転して「倉科ふれあい公園」の立派なモニュメントになっていました。
上田に戻って、今夜の食事は老舗「中村屋」、外観はどうみても駅前食堂ですが、馬肉を使った肉うどんが有名で、その肉うどんと天丼(えびといか)のセット1,000円、良く煮込んだ馬肉は臭みもなく、ダシも関西人にも抵抗はないと思いますよ、お奨め。
今日はまわりにまわって道路元標20基、走行102.0キロ
直江津で長野行きに乗換、上越市郊外の脇野田駅からスタートします。 この駅は北陸新幹線金沢延伸でなくなってしまうとか。
新潟県下で3基の元標を巡ったあとR292で長野県へ、
県境を越えても峠はまだ先なんです(-_-;)
標高600m弱の湧井峠をようやく越え飯山側へ、 飯山線沿線ではその筋の方が多いなぁと思っていたらこんなのが走ってました、DD16の牽く旧型客車4両、なんと最後尾は荷物合造車のオハニ、まだ残っているのですね、あとで調べたら「いいやま菜の花まつり号」とやらでした。
千曲川河畔にて、しかしGWとあって車の多い事、高速道路も渋滞している様で、なかなかシャッターチャンスが(^_^)
どうにか1700過ぎに予定の「上田千曲長野自転車道線」へ、基本的に千曲川左岸の堤防上を走るのですが、案内が不備で路面状態が悪い区間が多く、おまけに工事で途切れていたりと決してお勧めできる道ではありません。
大阪へ出る用事ができたので、一部の荷物を先に大阪駅まで持って行ってコインロッカーに入れておこうと...
コインロッカーはどこも一杯、小銭も鍵も要らないICOCA専用なるものが1つだけ空いていまし、。 あまり使わないけどICOCA持ってて良かった。 これで夜は輪行袋一つで出られます。
ノートPCのACアダプタを荷物に入れ忘れているのに気がついたので、ついでにこんなものを買って帰りました。
ACアダプタのAC側のケーブルの代わりに使うコネクタ、荷物はコンパクトにできるグッズです。 HPのノートPCあたりには標準でついていたりするのでご存じの方も、単品として売られています。
日本橋シリコンハウス共立に480円、これは2Pの眼鏡プラグですが、ミッキーマウス型と呼ばれる3Pもありました。
地下鉄日本橋駅にて、この人とは何故か偶然に良く出会います、お仕事中だそうで、ごくろう様です。
GW中の週末とあって23時前に行ったのですが既に並んでる人が、平日なら楽に1ボックス占領できるのですが、どうにか座れましたし輪行袋も予定の荷物置き場に鎮座。 京都からだととんでもない目に遭う処でした。
今夜の「きたぐに」は12両編成(でも座席車は同じ4両)、いくつかの駅でお尻が出てしまいます。
家島は姫路市の沖合いにある島で、2006年3月に姫路市に編入されるまで家島町でした。
もちろん目的は道路元標ですが、わざわざ自転車を輪行して行く処でもありませんし、神戸で所用があって向かうついでに、するっとKANSAI2dayチケットで姫路まで足を伸ばす事にしました。 実は阪神なんば線のおかげで姫路まで改札を出入りする事なく行けてしまいます。 ただ山陽電車って結構時間が掛かるので、JRの新快速を利用する方が確実に早いですが。
姫路駅から市営バスで姫路港へ、残念ながらここはするっとKANSAIは使えません。 家島本島へ「高速いえしま」と「高福ライナー」の2社が高速艇をそれぞれ一日数往復運行していますが、料金は1,000円と900円と違い、乗り場も少し離れています。 高い方の「高速いえしま」は時間帯によって大きな船が就航していますが、小さい方の船だと差がありませんし所用時間も殆ど変わらない様です。
手前の小さな船が「高福ライナー」、後ろは小豆島行きのフェリーです。 ちなみに家島諸島へはフェリーはありません、島に自動車は走ってますがネ。 料金表によると自転車は荷物扱いで載せて貰える様です、200円位。
高速艇で25分程で着いてしまいます、家島村道路元標のある国保家島診療所(写真上)まで急いで往復すれば、すぐに折り返しの船に乗れなくもないのですが、せっかく船に乗ってきたので2時間程歩ける範囲で散策する事に、と云って釣り客がくる位でさしたる名所旧跡や見どころのある様な処でもありません、漁港と云うより造船や砂利運搬船の基地になっている様な港です。 小さな島と云っても郵便局や交番はもちろん、銀行や信用金庫、高校までありますが、コンビニやファーストフードの店はありません。 とにかくスクーターやカブが街中を忙しく走り回っている、そんな処です。
とにかく港のある入り江は奥が深いので反対側へ行くのでも相当歩く必要があります、防波堤に小学校の卒業制作の絵が歴代並んでいます。
スクリュー専門でしょうか、フレ取りとか芯出しするのでしょうね、かなり巨大です。
ようやく対岸の家島神社の鳥居までやってきました、一の鳥居は海に面していますが、本殿は岬の先端にあたる場所にあり、百段以上はあろう石段を登って行かなければなりません、一応車道も来ているのですがね。
ようやく神社まで登り、車道を歩いて展望のある公園へ、元は江戸幕府の番所があった展望の良い処です。
お昼の便で姫路港へ戻り、同じく飾磨郡に属する英賀保村道路元標をまわり今日の元標蒐集は終わり神戸三宮へ向かいます。
所用を済ませ、まだ時間があったので新神戸のクラウンプラザホテルの下に、アウトドア用のニッカホースを作っているハリソンホージャリーの直営店(本社は加古川)を覗いてみました。 普通の靴下ならセール品も並んでいますが、ニッカホースは定価、買うなら「好日山荘」やネットで買ったほうが、ただカラーサイズはさすがにちゃんと揃っている様です。
おまけ(^_^)
コンビニの扉の前でちゃんと待っているシーズー、うちのQ太郎が生きていたら爪の垢でも貰って行きたいところです。
今日は佐賀市周辺に残る5基の道路元標を巡る予定ですが、天気だけは期待通りにはならず予報通りの雨、でもお昼前後から雨は止むような予報なのでとりあえず最寄の久保田駅まで輪行し様子をみる事にしたのですが、一向に止む気配がなく無人駅で2時間以上待つ事に、途中から降り出した雨なら諦めもつきますが、なかなか最初から雨の中を飛び出すのも、ここまできて手ぶらで帰るのも、そろそろタイムリミットなので、覚悟を決めてポンチョを被って飛び出す事に…
佐賀市を囲む様に佐賀環状自転車道がありますが、天気が良ければ少しコースをアレンジして走ってみたかったのですが、ここは元標巡りの途中で交差した自転車道の「徐福サイクルロード」と呼ばれる区間で、旧国鉄佐賀線の廃線跡で見事な桜並木が続いています、今日は花散らしの雨となってしまいましたが。
旧国鉄佐賀線が筑後川を渡るところに架けられた昇開橋、廃線後も保存され重要文化財となっています、自転車、バイク、ペット連れ不可となっています、こちら岸にまだ道路元標が1基残っているのでここで渡らずに、下流の新しい橋を渡りましたが、次回はきっと押してでも渡ります。
筑後川を渡って福岡県に入り水郷柳川へ、雨なのに水郷めぐりの観光客が、まぁ雨の中を自転車で道路元標漁りをしている方がよっぽど物好きでしょうがネ。
水郷柳川と云えば「柳」でしょうが、「桜」もあり。
柳川と云えばこれ「柳川丼」だと、ところが「柳川丼」とここ柳川は何の所縁もないとか、でも「うなぎ」の店は多かったです。 日頃一人旅ではあまりグルメしないのですが、西鉄駅前まで走り終えて駅前のお店で1,600円の定食を戴きました。 結構キツいものが出てくるのかと思っていたのですが、臭みはなく綺麗に開いてあって、和え物まで付いていてなかなかも美味しかったです。
ところで柳川は大林宣彦監督で映画化された「廃市」の舞台なのですが、柳川駅はありきたりの私鉄電車の駅でした。
本日の走行41.4キロ
青島村道路元標を昨日のうちに回ってしまったので、今日は「石」ではなく「鉄」の日に。 まず宮崎から始発で吉都線京町温泉駅まで輪行し、肥薩線真幸駅まで走ります、距離は6キロ余りですが標高差が150m程あります。
と云っても一応は未知の元標の捜索は、見つけたのは明治の里程標でした、残念。
肥薩線真幸駅、肥薩線は最初鹿児島本線として開業したので、この駅は宮崎県最初の駅。
真幸駅は有名なスイッチバック駅、人吉?吉松間は一日5往復、うち日中の二往復は「いさぶろう・しんぺい」と云う観光列車、一応自由席が7席ありますが。 次の上りで大畑駅まで輪行します。
大畑駅で下車、ここもスイッチバック駅でループ線の途中にあります。 戻ってきた下り列車を待ってから人吉へ200m程のダウンヒル。 本日の走行26.1キロ。
人吉から佐賀まで輪行、明日は佐賀市周辺の道路元標を回る予定なのですが、天気が…
今回の旅は19日(金)に予定があるので、3泊4日までと考えていたのですが、昨日予定の8基をこなせたのた、ノートPCの充電器を忘れて来たのと、いささか風邪気味の様なおかしな体調なので、3日目で切り上げ明日はゆっくりしようと、今日は国道187号線で岩国側に抜けて帰途に就く事にして、益田駅始発0625発の山口線で日原駅へ向かいます。
山口線と岩徳線に使用されているキハ40、キハ47のこのカラーは結構好きですね。
日原は津和野川と清流高津川の合流する山峡の町、津和野より大きく感じられる町ですが、平成の大合併で今は津和野町になってます。
一路国道187号線を旧柿木村、今回の最後の目的、、柿木村道路元標を収めて、郵便局で余計な荷物を「ゆうパック」にして、七日町、六日町と探索しながら山口県境の傍示ヶ峠へ向かいます、しかし国道187号線は中国道六日市ICへのアクセス路になるので結構車が多いのが、ただほぼ8割方、段差の少ない歩道部分が整備されているのが救いです。 岩国側へ超えると元の国鉄岩日線、現在の錦川鉄道があって、錦町駅1414発に乗車すれば余裕で桜井に戻れる訳です。 ちなみに津和野駅だと1158発がリミットとなってしまいます。
六日町を出ると4キロ程で標高400mにも満たない傍示ヶ峠です、ふと前を見ると一人のローディが、適度な斜度なのでそっ?と詰め寄って楽をさせてもらっていると、気づかれてしまいました、どうぞお先にとの事(^_^;) 抜かしてヘタる訳にも行かないのでハァハァしながら勢いであっと云う間に峠へ、もしかすると錦町駅で1本前の1223発に乗れるかも。
もちろんこの峠にも峠おやじナワさんの足跡が、県界標があるとの事なので探していたり、峠から岩国側は結構な急坂で減速帯があったり、工事で交互通行になっていたりしていて、時間がかかってしまい1223発は駅手前で見送ってしまいました。
錦町駅周辺の旧広瀬町を探索したり食事をしたりして、「18きっぷ」は使えないので川西駅までの930円の切符を買って1414発岩国行きに乗車、帰途に就きました。
※ 錦川鉄道の列車はすべてJR岩徳線で岩国駅まで乗り入れていますが、ここでは錦川鉄道の列車に乗車していても「18きっぷ」が有効な様です。
本日の走行59.1キロ
今日は出雲市から益田市にかけて山陰本線に沿って8基の元標を巡る予定で、「18きっぷ」は元が取れない計算なので利用しません。 まず1駅戻って直江駅前の伊波野村道路元標、5駅西へ小田駅で下車、久村道路元標、田儀村道路元標と巡ります。
途中でしっかり日本海をバックに「鉄」な写真をば... 国道9号上からなんですけどね。
次の鳥井村道路元標まで国道9号や海岸沿いの道を西へ、天気はよいのですが、向かい風が強いのには閉口します、それに黄砂も発生している様です。
大田市の手前で国道9号を避けて海岸寄りの道を、ちゃんと標識も地図にもでているのですが、これがなんとダート、しっかり踏まれているので走りやすかったですが。
鳥井村道路元標の後、静間駅から再び山陰本線に乗車、浜田駅で次の列車までの56分間に約1キロ程の距離にある浜田町道路元標まで往復、徒歩でも行けなくない時間と距離ですが、輪行袋のままのKHSをほっては行けないので、組み立てて往復して再び輪行支度、ほぼ30分あまりで浜田駅のホームへ戻ってきました、さすがKHS。
三保三隅駅で下車、三保村道路元標を回って山間部を経て益田へ向かう県道171号線、小さな峠を越えます。
益田市域に入り北仙道村道路元標、吉田村道路元標を回って益田着。
昨年1月の来た時に目をつけていた駅前のビジネスホテル泊、3,500円とリーズナブルで部屋も清潔で悪くはありません。
そして山陰の片隅と云えば失礼ですが、この益田駅前には著名なジャズメンが時々ライブもやっている、ご機嫌なJAZZの店があるのです、朝夕の寒暖の差に少し風邪気味ですが、しっかり飲んで2時間程過ごしてきました。
本日の走行63.3キロ
今回は島根県下で新たに確認された道路元標を巡ります。 と云ってもいつもの「青春18きっぷ」での旅ですから、1日目は移動だけで終わってしまいます。 平日ならば大阪駅0652発の新快速で伊波野村道路元標近くの山陰本線直江駅へ1655着がとどうにか明るいうちに可能なのですが、日曜なのでそれはあきらめて姫路からのんびりと姫新線経由で向かう事に、と云っても本数の少ない姫新線を新見まで乗り継げるスジは限られていて、桜井からでは姫路駅1012発にしか乗る事ができませんので、桜井から近鉄には乗らずにオールJRで向かう事にします、それでも余裕の出発時間になるのですが、休日とは云え込んでそうな時間帯に輪行袋を担いで大阪市内を通過したくないので、桜井0532発の奈良行きの始発に乗り奈良から学研都市線経由を考えたのですが、余裕をかましすぎたせいか、駅で輪行支度を済ませた後で携帯電話を忘れた事に気がつく始末、0552発の王寺行き始発で関西線経由で大阪へ向かう事になりました、でもまだまだ余裕です。
しかしこの季節朝夕の温度差が大きくて着るものには悩んでしまいます、自転車で走る事は考えると厚着で準備すると荷物になるだけなので軽装にすると、早朝の電車で移動している時が一番寒い思いをする事に...
それでも姫路駅では1時間程の余裕があるので、駅までのロッテリアでお茶して、ファミマで補給をして姫新線ホームへ、姫路駅の改良工事も進んで姫新線も播但線も上に上がってしまいました、以前の跨線橋は解体されるのでしょうが、駅ビルも新しくなるのでしょうかね。
やってきた車も新系列のもの。 しかし18きっぷのシーズン、休日、春休みと相まって「鉄」ちゃんの多い事。
津山以西は38年ぶりに乗車、佐用、津山で乗り継ぎ、新見の3つ手前の刑部駅1356着、ここから僅かの距離です未知の元標を求めて少し走ります。
姫新線岩山駅付近、この写真を撮ったのは正面の山からでしょうか...
刑部駅は改修されていましたが、岩山駅は昔のままで感激ものです。
未知の道路元標は見つかりませんでしたが、再び訪れてみたい場所でした。 この後、新見1624発で岡山県を後にして出雲市へ、今夜はいつもの東横イン泊まり、日曜はメンバーなら30%引きなんです、それに今回で10泊目になるので無料宿泊券が貰える事になります。
「18きっぷ」のシーズンに入り早速、昨年9月に続いて丹後地方の元標を巡ってきました。 1日天気も良さそうなのでKHSを担いで行こうかとも考えたのですが、路線バスを駆使して旨く回れそうなので身一つで出かける事に。
西舞鶴からは旧国鉄宮津線の北近畿タンゴ鉄道のお世話になります、以前は「18きっぷ」を提示すると500円で乗り放題の「KTR青春フリーきっぷ」が買えたのですが、さすがにこれは安すぎたせいか、同社のHPに地元客からクレームがついたりしていて、そのせいかは知りませんが今期は無くなってしまいました。 なお通期で「KTR1日フリーきっぷ 」が1,200円で発売されていて、これでも西舞鶴から天橋立以遠へ往復するなら元が取れる勘定です、実際同鉄道を2,930円分乗車させて頂きました。
今回は地元の路線バス丹後海陸交通を駆使して移動します、ご多聞に漏れず1日僅かな本数しか走っていないのですが、昨夜京丹後市のHPからバス時刻表のPDFファイルをダウンロードして出掛けます。 丹後大宮駅1150着、少し歩いて以前の大宮町役場だったろう京丹後市大宮庁舎前を1244発に出る延利行きバスに乗って五十河村道路元標のある延利ですぐ折り返す計画。
2004年に6町が合併してできた京丹後市、本庁舎は峰山の様だが、建物はここが一番立派、とても人口1万人の町役場だったとは、わが桜井市や隣の橿原市より立派。 ところで庁舎前のバス停に立つと、翌々日の3/14に時刻改正があるので両方の時刻が掲示されているものの、いずれにも1244発どころか延利行きすら書かれていない。 ちょうど大宮庁舎の目の前なので、役場の受付で尋ねてみると、少し調べてバス停の表示が間違っていると宣う、そんな事もあろうかとバス停に戻り、あまりに怪訝なのでバス会社に電話をすると、バス停の掲示に誤りはなく、延利行きは小町公園行きに延長されていて、親切にも私の見ている時刻表は昨年10月の先の時刻改正の前の時刻だと教えられた。 さすがに頭にきたので役場へ戻り、先の受付氏に詰問すると、我関せずの態、繰り返しても「すみません」の一言もない、間違った案内を出していて「すみません」の一言も云えんのかと怒鳴って、ようやく「すみません」の一言を引き出す事ができた。 時流には付いて行かねばと作ったHP、実際どれ程見て貰っているかも知れない地元の路線バスの時刻表、それも内部リンクと云えPDF、更新が行き届かない事もあるだろうが、半年も前の情報とは。 百歩譲って受付氏に直接の責任が無いとしても、役場の一員として指摘を真摯に受け止めて最低でも「ご迷惑をお掛けした様で、間違いがある様でしたら調べて対処します」位の事は云えないのかネ、入れ物だけは立派だが横柄な対応は相変わらずのお役所体質だった。
なお京丹後市では「上限200円バス市内全域へ拡大」「公共交通ネットワークの充実によりますます便利!住みよいまちづくりをめざします!」と謳って京丹後市内相互の運賃は上限200円で運用してもらい、地域の公共交通機関の維持と活性化に尽力されている様で、それはそれで私の様な他所者にも有難い事で、この日4回乗車させてもらいましたが、とんだオチがついてしまいました。 きっと先の受付氏やHP担当者は自ら路線バスなんぞ利用した事ないんでしょうね。
ともあれ35分遅いバスで延利まで往復し、折り返しのバスで長善村道路元標を回って峰山駅へ、網野駅から網野町道路元標までの1キロ半を片道バス利用、復路は一生懸命走って列車に飛び乗って日没直後に丹後由良駅まで戻り由良村道路元標を、アクシデントがあったものの予定の4基の道路元標を回る事ができました。
【637】京都府 中郡 五十河村 (現 京丹後市)
【638】京都府 中郡 長善村 (現 京丹後市)
【639】京都府 竹野郡 網野町 (現 京丹後市)
【640】京都府 加佐郡 由良村 (現 宮津市)
これで京都府で設置されていただろう274基のうち73基、後現存が確認されているものは与謝郡伊根村、日置村、船井郡西本梅村、葛野郡小野郷村の4基、伊根村あたりは気候が良くなったら丹後半島一周がてら回ってみたいものです、そうそう加悦の鉄道広場のにもまた行きたいなぁ(^^) しかし京都府に関しては新たな発見がまだまだあるかも。
お天気が続いていた関東地方も今日から下り坂、「18きっぷ」も残り1日分と計画通り、です。
前橋0540発で高崎から八高線へ、群馬県下の元標も一つ位は寄って見たかったのですが、この時期は7時を回らないとなかなか写真を撮るのも難しいので、埼玉県比企郡の小川町道路元標と入間郡の越生町道路元標を回ります。
八高線を高麗川で乗り継ぎ、拝島で青梅線、立川で南武線に乗換え府中本町へ、この辺り、路線が錯綜している上に土地勘がないので大変です。
僅かな時間で府中町道路元標まで往復し、中央本線経由で帰ろうと云う計画です。
← 東京都下では貴重な道路元標、平成2年に復元したとの説明がついていますが、「復元」とはどう云う意味なんでしょう。
撤去され保管されていたものを再度設置したのでしょうか、少し欠けたりもしているのですがレプリカなのでしょうか?
高尾で小淵沢行きに、さらに小淵沢で長野行きに乗り継ぎ青柳駅へ、長野県諏訪郡の金澤村道路元標を目指します。
東海道本線経由で帰れば少しは早いのでしょうが、今後の元標を巡る計画を考えると、後々どうもこの金澤村が回りにくいのでこの機会に回っておく事に。
往復2キロ程、国道を避けて金澤宿の雪の旧街道を元標までのんびり往復して、青柳駅1548に乗車し帰途に就きます、さすがに最後までJRで帰り着く時間はありませんので、名古屋からは近鉄のお世話になりましたが。
「18きっぷ」4日分で大府→東京→水戸→郡山→福島 \9,560_福島→岩沼→日立 \4,310_日立→いわき→郡山→磐城棚倉/新白河→前橋 \6,830_前橋→高崎→府中本町/府中本町→塩尻→名古屋 \8,250_と乗車、4日間で既知の処ばかり24基とは多くないですが、結構「乗り鉄」を愉しんでいたもので(^_^;)
今回の実績
【613】 千葉県 東葛飾郡 我孫子町 (現 我孫子市)
【614】 千葉県 東葛飾郡 小金町 (現 松戸市)
【615】 茨城県 新治郡 土浦町 (現 土浦市)
【616】 茨城県 新治郡 石岡町 (現 石岡市)
【617】 茨城県 西茨城郡 岩間町 (現 笠間市)
【618】 茨城県 那珂郡 菅谷村 (現 那珂市)
【619】 茨城県 那珂郡 山方村 (現 常陸大宮市)
【620】 茨城県 久慈郡 大子町
【621】 宮城県 柴田郡 大河原町
【622】 福島県 双葉郡 新山町 (現 双葉町)
【623】 福島県 双葉郡 木戸村 (現 楢葉町)
【624】 福島県 石城郡 湯本町 (現 いわき市)
【625】 福島県 石城郡 泉村 (現 いわき市)
【626】 福島県 石城郡 渡辺村 (現 いわき市)
【627】 福島県 石城郡 錦村 (現 いわき市)
【628】 茨城県 多賀郡 平潟町 (現 北茨城市)
【629】 福島県 田村郡 滝根村 (現 田村市)
【630】 福島県 東白川郡 棚倉町
【631】 福島県 西白河郡 金山村 (現 白河市)
【632】 栃木県 那須郡 那須村 (現 那須町)
【633】 埼玉県 比企郡 小川町
【634】 埼玉県 入間郡 越生町
【635】 東京都 北多摩郡 府中町 (現 府中市)
【636】 長野県 諏訪郡 金沢村 (現 茅野市)
再び常磐線を北上していわきから磐越東線へ、磐越西線には何度か乗っていますが、郡山以東の東線は初めてです。
神俣駅で下車し滝根村道路元標へ。
25分で次の列車に乗り郡山へ、再び水郡線に乗り、今日は棚倉町道路元標のある磐城棚倉駅まで往復の予定だったのですが…←磐越東線神俣駅道路元標探索には現存情報をノートPCに入れていますし、予定している場所は地図をプリントアウトして持って行く他、ハンディGPSにもウェイポイントとして登録してあるのですが… 福島県東白川郡の棚倉町道路元標を尋ねて磐城棚倉駅を下車、プリントアウトした地図に従って目的地に向かいますが、何故かハンディGPSの示す位置と違うのです、距離で1キロ余り、駅からの方角だと全く反対になってます。
ひとつは街の中心から少し外れた神社の鳥居の前、もうひとつは街の中心に近いそれっぽい場所、いずれかが間違って登録しているか、オンライン地図の印刷時に中心点をずらせてしまったのか、道路元標が移設されたかして参考にしている複数の現存情報にズレがあったのか。
その場でノートPCを起動して情報を再確認すればよいのですが、次の列車への時間が微妙なので、GPSの示す街の中心に近いポイントに引き返したものの、道路元標やらしき場所も見当たりません、ぐずぐずしている内に列車の時間が迫ってきて、仕方なく1本送らせる事にしてノートPCを開く事に。
どうやら先の神社前が正しかった様で、そちらへ向かう事にしましたが、なんと次の列車は2時間先。
まぁのんびり道路元標を尋ねて、この山あいの盆地の街で昼食でもする事にします。
← 棚倉城址、丹羽長秀の息子が江戸時代初期に築城して、戊辰戦争で板垣退助に攻め落とされたそうです、立派な石垣こそありませんが規模の割りにしっかりした堀が残っています。
城址内には町立図書館があったので時間潰しも兼ねて立ち寄ってみます、県告示の棚倉町道路元標の字番地を調べると、やはり先の神社前になっていて、移動はしていない様で、どうやら間違いはハンディGPSへデータを転送したカシミールへの登録間違いだった様です。
図書館で色々見ているとここ棚倉からは東北本線の白河へJRバスの路線があって、それも1時間に1?2本も出ている様です、これ利用すると水郡線で郡山へ戻らずとも、2時間の遅れを回復できそうです、大急ぎで図書館を後にしバス停へ。
棚倉と白河を結ぶJRバスは白棚(はくほう)線と云って、国鉄の廃線跡の専用道を利用していました、ただJRバスの地方路線にしては本数が多いので五新線の様に一般車が入ってきたり自転車で走ったりなんて事はできそうにありません、間違って走って出くわすと高野山の南海バス専用道の様に怒鳴られる事請け合いです。
それに一般道との交差は専用道優先の様です、踏切こそありませんが。
ところで棚倉町へは時間の掛かる水郡線を利用するよりも東北新幹線の駅もある新白河からこのバスを利用する方が安くて早い様なのです。
ハンディGPSのデータを見ていると白棚線沿線にも道路元標がある様で、調べて見ると福島県西白河郡の金山村道路元標が、それもバス停から適当な距離、次のバスへは1時間ありますが、再び乗る機会があるか判らないバス路線、これは途中下車しない訳には行きません、転んでもタダでは起きません。
← 雪が積もっていると吹き溜まりの様な処にある道路元標探索には不利ですが、雪をなすりつけてやるとご覧の様に、でも気温が高いとすぐに溶けてしまうので、いつもうまく行くとはいかない様です。
結局、棚倉では食事をする時間はなかったので、次のバスを待つ間に適当な店が無いかと探すと、「手打中華」なる店が、東日本へ来るとそばやうどんの黒いつゆには閉口するのですが、ラーメンならば(^_^;) チャーシュータンメンを戴きます、チャーシューそのものは今一つでしたが、麺もスープもなかなか美味しかったです。
東北本線新白河から東北本線に乗車、栃木県に入り黒田原駅で下車、那須郡の那須村道路元標を尋ねます。
← 古い街並に廃郵便局舎、黒田原郵便局 今も営業しているのか、いないのか判らない様な自転車屋のすすけたショーウィンドの中に PEUGEOT が、私は旧車やオールドパーツの目利きはできないので価値の程は?
今夜は群馬県の前橋泊まりなので、小山から両毛線へ乗換えるのですが、両毛線は伊勢崎近くで踏切事故があった様で運休や遅れがでている模様、その上高崎線でも人身事故で遅れがでている様です。
とにかく両毛線は30分以内の遅れで運転はされている様で無事に前橋へ、実は両毛線は未踏区間でして、これで沖縄を除く46都道府県の全ての県庁所在地に降り立った事になりました。
← 前橋駅にて、一部の列車には湘南色の115系が健在でした。
世間は慌ただしい年の暮、年内限り有効の近鉄の株主優待乗車券を賜ったので、名古屋まで行ってきました、さすがに特急までは優待してくれませんので、桜井0603→0631名張0636→0845名古屋と乗り継いで\1,860分乗車、しかし4扉ロングシートの車両なので寒かったです。 名古屋からは名鉄の「まる乗り1DAYフリーきっぷ」\3,000を購入、2日用は\3,800と格安なのですが1日用のこれは微妙な金額です、ただ10?16時限定で特別車に指定なしで乗車できます。 名古屋0856→0907大江0914→0928新日鉄前 \390新日鉄前1017→1019太田川1022→1026寺本 \220
寺本1042→1052大野町 \290大野町1109→1117榎戸 \180榎戸1137→1102太田川1128→1156河和 \840河和1227→1305神宮前1310→1323知立1335→1359豊田市 \1,330豊田市1530→1554知立1601→1621名古屋 \770と\4,020分乗車して元を取った上で\350の特別車に3回乗りましたが、最後の知立→名古屋は1601発と1分遅れで利用できず、満員の普通車は座れなかったので、この特典も上手くしたものです。 ところで名鉄と云えば7000系、ついに一度も乗車する機会がありませんでした。
本日の実績
【607】 愛知県 知多郡 上野村 (現 東海市)
【608】 愛知県 知多郡 八幡町 (現 知多市)
【609】 愛知県 知多郡 大野町 (現 常滑市)
【610】 愛知県 知多郡 鬼崎村 (現 常滑市)
【611】 愛知県 知多郡 河和町 (現 美浜町)
【612】 愛知県 西加茂郡 挙母町 (現 豊田市)
一応6基の道路元標を駆け足で回って、名古屋でT御大親子と合流、車に便乗して帰途に就きました。 ただ最後の挙母町道路元標は保存されている豊田市郷土資料館が閉館日だったのでマトモに写真が撮れなかったのが....
豊橋から北上して石巻村道路元標、姫街道から東海道に入り少し北へ入って萩村道路元標、区切りの600基目なのですが、残念な事にガードレールで表面が隠れてしまっています。
東海道に戻り西へ、赤坂宿にて。
東海道の峠と云えば峠なのですが、並行して名鉄本線と名神高速がトンネルなしで越えている位ですから大したものではありません。
赤坂宿から藤川宿まで赤坂町、長沢村、本宿村、藤川村と4つの道路元標の横を通ります、既に今年1月に履修済みですが、その時は鉄道と徒歩でしたので、KHSを入れた写真だけ撮っておきます。
岡崎から西尾へと額田郡と幡豆郡の5つの元標を回り一応予定は終了、名鉄碧南から帰途に就く予定ですが、日没までにはまだ余裕があるので、半田まで足を進める事に、道路地図には衣浦海底トンネルと云う有料道路がある様で、とにかく行ってみると別に歩行者と自転車用のトンネルがありました。
海底トンネルですから、当然でしょうが相当下りなければなりません、地下11階です、踊り場毎に1階となっているので、実際は5?6階分でしょう、階段にスロープは付いていますが、とても乗って登り降りできるものではありません、
関門歩行者トンネルで流行っているそうですが、ウォーキングしている夫婦がいました、排気ガスこそありませんし、夏は涼しく冬は暖かいのかも知れませんが、が何もこんな殺風景な処でしなくてもねぇ...
半田町道路元標をまわりJR武豊線半田駅から関西線春田駅まで輪行し、奈良へ戻るT御大の車に便乗して帰途に就きました。
本日の実績走行 87キロ
【599】 愛知県 八名郡 石巻村 (現 豊橋市)
【600】 愛知県 宝飯郡 萩村 (現 豊川市)
【601】 愛知県 額田郡 福岡町 (現 岡崎市)
【602】 愛知県 幡豆郡 室場村 (現 西尾市)
【603】 愛知県 幡豆郡 家武村 (現 西尾市)
【604】 愛知県 幡豆郡 平原村 (現 西尾市)
【605】 愛知県 幡豆郡 寺津町 (現 西尾市)
【606】 愛知県 知多郡 半田町 (現 半田市)
今回は近鉄で鳥羽(下之郷駅)まで輪行し伊勢湾フェリーで伊良湖へ渡り、愛知県は三河地方の道路元標を回ります。 伊良湖から渥美半島を走るのは二度目ですが、前回は秋葉街道へ入るためにR42からR1ととりましたが今回はR259を。
途中海岸沿いの旧道区間があって、車はいないしご機嫌で走っていたのですがパンク、早速チューブ交換をば… ところがサドルバックに入っていたスペアチューブはなんと’700C、とにかくパンク修理はしたものの、今日明日とスペアチューブなしで走るのもと、岡崎市在のK氏に連絡して、豊橋あたりで20吋フレンチバルブのチューブを置いてそうな店を教えて貰います。
とにかく無事に豊橋まで走り、東海道本線で浜松まで往復して、静岡県で唯一の現存情報のある浜名郡中ノ町村元標へ、豊橋へ戻って教えて貰ったショップを探して、無事にスペアチューブを手に入れる事ができました。
今日の宿は「東横イン」、色々と物議をかもしている会社ですが、最近良く利用しています、携帯やPCから予約できますし、会員なら10泊で1泊タダとか、休日なら安いとか色々メリットがあります、豊橋駅東口店はOPENしたてでWeb予約なら\3,950とお得なモニターキャンペ?ン期間。 もちろん部屋でLANが使えますし、ロビーではプリンタも使えますし、最近貸出パソコンを用意している店もある様です。 夏場は早朝から動くので7時からの「朝食無料サービス」の恩恵にはあまり預かれませんが、陽の短い今どきならば。
本日の実績走行 63キロ【593】 愛知県 渥美郡 野田村 (現 田原市)【594】 愛知県 渥美郡 田原町 (現 田原市)【595】 愛知県 渥美郡 杉山村 (現 田原市)【596】 愛知県 渥美郡 老津村 (現 豊橋市)【597】 愛知県 渥美郡 牟呂吉田村 (現 豊橋市)【598】 静岡県 浜名郡 中ノ町村 (現 浜松市)
昨日から「18きっぷ」のシーズンが始まり、天気と仕事の予定がうまく合わさったので、早速紀伊半島を一周してきました。 最初はKHSを輪行して2日間探索するつもりでいたのですが、ところが金曜の午後に予定が入ってしまったので、自転車抜きで現存情報のある処だけ1日で回る事になってしまいました。
← 紀勢本線御坊駅にて紀州鉄道の車両、いわゆるバス窓のディーゼル車両は絶滅危惧種です。 この車両は今は無き大分交通耶馬渓線のお古です。 和歌山県日高郡は南部町道路元標、少しは移動しているか少なくともかさ上げされている様ですが、告示どおりの南部町南道一番地先、旧熊野街道沿いの金物屋さんの前に建っています。 和歌山県下で幾つかの現存情報を戴いている方から教えて貰いました。
次の目的地への列車の接続に時間があるので、南部から一駅戻って岩代村道路元標を探索してみましたが不発、新宮へ向かいます。 紀伊田辺駅で乗り継ぎの間に「めはり寿司」を探しに出てみると、小径車を輪行支度している方が、同じ様に新宮行きに乗られたので声を掛けてみると、今日東京から白浜空港まで来られたそうで、これから古座へ向かい今夜は串本泊まりとか。
← 海に面した熊野古道の岩代王子に立ち寄ってきました。 紀伊田辺1301発で新宮1600着、陽の短いこの時期ではぎりぎりの時間です。 ちなみにこの区間は車窓から太平洋を望める風光明媚なところなのですが、車両は桜井線と同じロングシートの105系、ワンマン運行で全ての扉が全開にはならないものの、温暖な南紀とは云えどうにかしてほしいものです。 ちなみに紀伊田辺以北はセミクロスシートの115系になっています。 東牟婁郡は新宮町道路元標、国道42号線沿いに建っていますと云うか、「新宮町道」以下は埋まっています、和歌山県では珍しく裏面にも彫られているようで、どうやら和歌山県の「和」の様に見えます。
新宮まで来ると、桜井へ帰るには松阪から近鉄経由が断然楽になります、「18きっぷ」だけで帰ろうとすると亀山経由となり、新宮を15時台の列車に乗らなければなりませんし、既に元は充分にとっています。 新宮から東はJR東海で非電化区間、最近まで旧国鉄色のキハ58系が頑張っていて、狭いデッキと適当なスペースがないので輪行の時には苦労しましたが、現在はキハ48が入ってきています。 新宮1746発多気行き、多気、松阪、伊勢中川、名張と乗り換えて5時間がかりで桜井へ戻ります。 ところで今日も「18きっぷ」で何度か改札を通りましたが、今までになく日付印をしっかり確認している様です、何か不正使用が目立っているのでしょうかね。
本日の収穫
【591】 和歌山県 日高郡 南部町
【592】 和歌山県 東牟婁郡 新宮町 (現 新宮市)
最初は宿毛からフェリーで九州に渡る事も考えていたのですが、残っている「四国鉄道まるごとパス」を利用して18切符と同様に普通列車を乗り継いでいては、とても高知県西部から一日で戻ってくるのには無理があります。
そこで高松から高知までは特急を利用する事に、乗車券ともで4,760円も掛かるのですが、「トク割回数券」を利用すると11,600円/4回で乗車できます、この切符は金券ショップ等でバラで買えますが、ジャンボフェリーの船内売店でも2,950円で売っています(売店が営業していない便を除く)。
さすが特急、高知へは2時間少しで到着。
高知からは普通列車を乗り継いで窪川を目指しますが、須崎では1時間40分も待たされるので、未知の元標を求めて市内を徘徊しますが、不発。
← 須崎駅構内で妙なものが、色違いの砂利で「ナベヤキラ?メン」と、鍋焼きラーメンなるものが名物だそうですが、まだまだ午前中なのでお店は..
窪川駅で下車、一応未知の元標を、犬も歩けば… あるもんですね「窪川村道路元標」を発見\(^o^)/
窪川から少しだけ四万十川に沿って走ります、中央が少し傾いた沈下橋が、渡るのが怖そうですが、車は渡れないように柵が設けてありました。
ここは先月走った江川崎よりはるかに上流です、満々と水をたたえた清流四万十川に思えますが、実は窪川町の排水が流れ込んでいて下流程には綺麗ではないのです、この先に家地川ダムと云うのがあって殆どの水は水路を経て黒潮町の伊与木川に流されていて、清流と云われる四万十川下流域の水は本流ではなく途中から流れ込む支流の水なんです。
国道381号線と別れて県道329で土佐佐賀へ向かいます。
大きな銀杏の木がある予土線家地川駅、タイミング良く少し待てば一日7往復の列車が来るので、待ってみました。
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県道の無名の峠を下ると土佐くろしお鉄道のループ線(旧JR中村線)の途中の踏切にでてきます、現在はこのループ線の途中に川奥信号場があってJR予土線が分岐しています。
短い距離ですが四万十川河畔から峠を下って線路沿いに土佐佐賀への道はなかなか愉しいコースでした。
土佐佐賀で佐賀村道路元標をGET、ぎりぎりまで九州行きを画策しましたが、天気の好転は見込めないので、高松経由での帰途に就くことにしました。
走行58.1キロ。
本日の収穫【589】高知県 高岡郡 窪川村 (現 四万十町)【590】高知県 幡多郡 佐賀村 (現 黒潮町)