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いざ「昭和食堂」へ、野迫川サイク

20160430a.jpg  奈良県吉野郡野迫川村、人口はついに500人を割ったとか、近畿では飛び地の村で有名な和歌山県東牟婁郡北山村に次いで人口が少なく、人口減少率日本一、奈良県でありながら今では奈良交通の路線バスは来ないし、南都銀行のATMすらない。 云い方は悪いですが、奈良県から見放された様な村、まぁ古来高野山や隣接する和歌山県の町村との結びつきの方が強かったにもかかわらず、廃藩置県の過程で五條県から奈良県へと。 その辺りが水運の利便性が高かった故に、和歌山県である新宮と結びついていた北山村と異なる処が面白いですね。 最近では奥高野を標榜し熊野古道の一つである小辺路が村内を縦断している事と、雲海とかで観光資源の発掘にも力を注いでいる様です。 余談ですが村史によると高野山と吉野大峯を結ぶ鉄道の計画もあったとか、その名も霊山鉄道? 五新線すら完成をみなかったその後を考えると夢物語ですが。 ただ10数年前に奈良交通と南海りんかんバスが提携して、季節運行でしたが高野山と洞川を結ぶバスを走らせた事がありました、閑話休題。
 ところでなぜかこの村とは昔から縁があって、良く遊びに行かさせて貰っていました、MTB全盛の時代ですが、現在のビチコルサアヴェルの前身のタニムラサイクルの皆さんと合宿したり、昨年も避暑サイクと銘打って何度か訪れました。 それに盟友某S氏もこの地がルーツであったりします。
 その野迫川村野川に「昭和食堂」と云う1年に10日程しか開店しない食堂?があるのです、まぁ食堂と云っても主にガレージを利用した青空食堂、もといオープンテラスなんですが。 今年のGWは「月うさぎキャンプ」が後半の5/3~5となり、うまく開店日に合わせられそうなので、お天気の良さそうな日を狙って向かう事にしました。
20160430k.jpg いつもの様に気楽に一人で向かうつもりでいたのですが、せっかくの世間の休日でもありますし、BBS「風のたより」とFacebookに告知しておきましたら、F氏とT御大が釣れました。 実はF氏とは10年程昔に洞川とかご一緒した事があるのですが、ずいぶんとご無沙汰していました。 明日香村石舞台前に7時に待ち合わせして芋峠を越えて行く事に。 T御大とは下市で待ち合わせる事にしましたが、約120キロの行程、距離はともかくコースがコースですので、さすがの国体チャンプもチネリでは辛いらしく、イリベ号で出掛けるとの事、ところがこちらは相変わらずエルバ号の調子がいまいちなので、強引にasuka号で向かう事にしますが、さすがに大きなカメラと三脚は置いて行きます、第一写真なんて撮ってる余裕はないでしょうし。
 
20160430l.jpg ところが野迫川行きを決めてから、なんとR168が五條市西吉野で土砂崩れで通行止めに、他にルートはなくもないのですが、下市から樺の木峠を越え、城戸でR168に入り新天辻トンネルを抜けるルートが距離的には最短になるだけに、ちょっと困った事に。 ところが崩落箇所と云うのは西野トンネルの北側で、この区間には現在では市道立川渡永谷線となっている旧道があって、路肩が大きく崩れて全く車は通れないままになっていたのです、ところが自転車はどうにか通れるだけ幅が残っていたので、そうすると宗川野から阪本までは自転車天国状態、まぁ富貴から永谷に越えてくる道もなくはないのですが。 しかしGWを控えてR168が不通となると、十津川村他にとっては死活問題です。 不通区間の復旧には2ヶ月程かかるそうですが、ほったらかしになっていた件の旧道の崩落部分に仮設橋を架けて、2.4m×8mまでの車両は4月30日7時から一部交互通行で通行可能にするとの発表が、そうなると逆に30日7時までは仮設工事で全く通れないでしょうし、激坂で狭隘な迂回路にどれだけの車が集中するのか、自転車天国が一転地獄かも。 とりあえず怖いもの見たさにこのルートに向かう事にしたのですが。 (図版は県道路整備課報道発表資料から)
 
20160430b.jpg 下市町でT御大と合流し樺の木峠を越えて城戸へ、ここからR168へ入りますが、あまりいつも変わらない交通量です、確かにバスやトラックと云った大型車はいませんが、<49>勢井宗川野線で天川村方面へ行く車が多いのかなとも思ったのですが、そちらも2t以上は通行止ですし、やはり大方は十津川村方面へ向かう様です。 立川渡からの旧道区間は一部交互通行となっています、狭いとは云え結構な激坂ですから車のペースで抜ける事はできませんし、自転車を待ってはくれませんから暫くすると対向車が下りてきます。 幸い下りの車の方が少なく、2度程かわして交互通行区間を抜け出す事ができまました。
 
20160430c.jpg ところでこの旧道区間には西吉野大滝と名付けられた滝があります、車を停めるスペースすらありませんが、却って自転車にとっては格好の休憩ポイント、夏は最高の涼感満喫スポットです。
 
20160430d.jpg 仮設橋の処までやってきました。 写真右は昨年8月ですが、R168が不通になって僅か数日でこんな仮設橋を架けてしまえるですね。 加えて2ヶ月にも亘ってこちらの旧道が迂回路となる訳ですから、他にも反射材やロープ等で安全対策が行われていました。
 
20160430e.jpg R168が西野トンネルを出た処へ旧道は合流します。 峠の新天辻トンネルへは更に登って行かなければならないのですが、下で交互通行になっているお蔭で、車は遅い車を先頭に雁行で上がってくるので、こちらはかえって走りやすかったりして。 10時40分、新天辻トンネルに到着、想定していた時間より早く着けた様です。ちなみに昨年は旧道の天辻隧道を越えました、ダートですがご興味のある方はこちらを。
 
20160430f.jpg トンネルを抜け暫く行った処にある道の駅「吉野路 大塔」で一息入れ、念のために「昭和食堂」に電話をいれます、野迫川村で食いはぐれるととんでもないですから、ここが最後の補給ポイントとなるのです。阪本ダム湖までの豪快ダウンヒル、まぁただただキツいだけなんですが、湖畔を暫く走って小代下で右折して<53>高野天川線に入ります。ここから野迫川村に入るまで結構な坂が続きます、ここまで走ってきたと云う事もあるのですが、終わりそうで終わらない坂道が続くのがいやらしいのです。 登りきって少しだけ下ると今井の集落が眼の前に、道路が拡幅されて趣は半減しましたが、ここから見る山里の風景が好きです。
 
20160430g.jpg 12時前に「昭和食堂」に到着、バイクスタンドには既に先客のロードが5台、なぜか某局の取材クルーが来ています、3日間だけの営業だからって「ドキュメント72時間」なんて事はないでしょうね、72時間の定点観測で映し出される人間模様、あの番組好きなんですけど。さてお昼はおでんと丼、コーヒーを頂きます。
 ところで先客のロードのグループは東大阪のKOGと云うショップに集う方々の様で「4’season」のお客さんでもあるそうなのですが、なんとかつての天五さんのブログ「ただ自転車通勤のためでなく」の読者の方で、私はともかくT御大の悪行もとい行状の数々を覚えておられて、今以て天五さんのブログの影響力の大きさを再認識させて頂きました、もちろん鉄人児玉さんも有名人です。
 
20160430h.jpg さてゆっくりさせて頂いた処で「昭和食堂」を後にする事に、次のの開店は秋とか、夏涼しい野迫川ですから夏のオープンを期待したいのですが、そこは家庭の事情と云う事で。 KOGさんのグループと前後しながら帰途に、紀和トンネルから筒香、富貴(いずれも和歌山県高野町)を経て五條へ下ります。 またまた余談ですが、かつて五條から野迫川に来る奈良交通の路線バスは和歌山県である富貴を経由して紀和トンネルを越えてやってきていました、その後旧大塔村経由に。
 
20160430i.jpg  富貴で一息入れた後は火打口までお愉しみのダウンヒルなのですが、ちょうど県境のところでT御大がパンク、なんか様子がおかしいもののチューブ交換して出発、ところが少し走ると挙動がおかしいとの事で再びストップ、どうもサイドが劣化してきていて、圧を上げると膨らんでくる様です。 ガムテープを切ったものを裏側から手当して圧を心持ち低めにして再スタート、私が具合を見ようと後ろに着いたのですが、前に行かせるとT御大のその早い事、怖くてとても着いて行けません、結局後輪に爆弾抱えたままT御大はブッ飛んで行きました。
 
20160430j.jpg ところで大阪市内から自走で来られているF氏ですが、一応輪行袋も持ってきてはるんですが、そこはブルベ400キロライダー、輪行する事なく五條~阿田~福神~吉野口とご一緒し、御所市に入った辺りでお別れしました、その後自走で無事帰宅されたそうです、180キロ超えとか。
 18時過ぎにようやく明日香村まで帰ってきました、明々後日からの「月うさぎキャンプ」の準備もありますので、少し買い物に回ってから無事帰宅致しました。 本日の走行132キロ。
 
 1枚目の写真はKOGのメンバーのH氏から拝借致しました。
 

今日のサイク 都祁~室生~宇陀

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宇陀市室生向渕(むこうぢ)にて
 
 実は「四国ツーリング」から帰ってきてから腰の調子が思わしくありません、痛みがあるとか云ったものでもなく、今までになく何となく重いと云った感じなのですが… と云いながら相変わらず走り回っているのですが、多少はセーブしておいた方が良いかなと思って、この週末は予報も今一つですし、大人しくしていようと思っていたのですが、様子が変わってきて今日日中は崩れる事はないとの事、そうなると大人しくしていられない性、と云って何処何処へ行きたいと云う予定もない。 そこに宇陀市在のI氏がリハビリがてら軽く走るとの事、ではちょっと様子を見に、大和高原経由で室生方面に向かう事にしたのですが。
 
20160423b.jpg いつもの様に初瀬ダムから小夫(おぶ)集落を経て、天神社笛吹奥宮で一息入れて、県道38号桜井都祁線から都祁山の道こと県道781号都祁名張線へ、3日前に走ったばかりなのですが、田んぼには水が入り、里に蛙の声が響きわたります。
 
20160423c.jpg 旧室生村域の多田から向渕へと抜け、もちろん「自撮り」の準備はしてきていますので、面白そうなポイントで1テイク。 黒っぽいウェアで単調な感じになってしまったので、逆をとってモノクロにしてみました。
 向渕から大野へ、おなじみの上出区の私設展望台で小休止。
 
20160423g.png ところで今日は、GWの「月うさぎキャンプ」で利用する「みんなで位置共有」と云うスマホアプリのテストとデモンストレーションを兼ねて、朝からアプリを動かしています。 GPS機能を持つスマホでアプリを使える事が前提ですが、地図上で参加しているメンバーの位置が判ると云うものです。 地図の縮尺等に制限はありますが、無料で利用する事ができます。 「月うさぎキャンプ」は自走現地集合が一応の建前ですので、このアプリを利用するとお互いの現在位置が判り、途中で合流したり、トラブルに役立つかも知れません。 ただこの手のアプリ共通の問題なのですが、どうしてもバッテリーの消耗が激しい事、自転車の移動速度を考えるとリアルタイム性はそれ程必要がないので、測位と送信間隔を調整できてバッテリーの消費を多少でも少なくできると良いのですが。
 さて肝心のI氏を補足しようと、先の展望台で待機していたのですが、一向に動き出す気配がありません。 痺れを切らして大野寺へ下り、室生寺に向かって走り出す事に。
 
20160423i.jpg 室生寺を過ぎ「空っぽ」と云うお店まで来たのですが、どうやらI氏は位置は更新されていないものの、Facebookへの書き込みを見ると砥取あたりまで来ている模様、お昼時なのでここで待っても良いのですが、単車が一杯来ていて鬱陶しいので、先に進む事にしてしまいました。
 
20160423f.png ところがなんと滋賀からniwa-chanさんがやってきていて、大野寺付近にいる模様です。 その後こちらへやってくるのかと思っていると室生ダムの方へ向かっている様です。 こちらはR369まで出て染谷峠へは向かわず榛原方面へ下る事に、途中から八滝トンネルを抜けて伊那佐へ抜けようしたのですが、道を曲がり損ねてそのまま榛原へ、その間にniwa-chanさんは菟田野へ抜け、一谷峠から「月うさぎ」へ向かった様で、I氏は案の定「空っぽ」でお食事中。
 
20160423e.jpg 結局はお二人に逢う事はかなわず、「おごぽご」でお昼を頂いて、宮奥ダムから大峠経由で帰ろうかと思いながらも長話をしていたら、予報より早く崩れだしそうな雲行きになってきたので、そのまま女寄峠を下って帰ってきました。 本日の走行76.6キロ。
 

いつもの東吉野へ

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東吉野村谷尻(たんじり)「月うさぎ」にて
 
 明日は天気が崩れるとの事「月桜」も今日が見納めかと、来月のキャンプへのご挨拶もかねて東吉野へ向かう事にしました。 土曜日ですのでBBS「風のたより」に書き込んでおきましたら、若干R氏が釣れました。
 
20160416d.jpg 9時に明日香村石舞台で落ち合い、芋峠から吉野へ。 明日の天気の予報が思わしくない事もあってか、今日は車や単車、自転車も多い様です。 ところでお昼は何処にしようかと云う事で、「麦笑」「よしの庵」も食いぱっぐれる危険性がありますので、念のためにコンビニで応急食だけ仕入れて東吉野へ向かう事にします。 案の定「麦笑」も大繁盛の様ですが、パンを買って中で頂く事ができました。
 
20160416e.jpg 宝蔵寺のしだれ桜は既に終わっていましたが、谷尻の村の中に咲く山桜の風情が良かったです。 某氏が近くを走っている事がFacebookで判っていたのですが、出逢う事はなく、どうやら滝野から染谷峠の方に向かった様で、滝野の村の桜も満開との事、いずれにせよ今日が最後かと。
 
20160416g.jpg 「月うさぎ」にて、時折吹く風に花びらを散らせます、遅い年はGW直前まで見ていられるのですが。 写真を撮ったり、猫の相手をしながら暫しまったりと過ごし、15時前には帰途に就きましたが、一谷峠を菟田野へ越えた岩端では、谷あいを気持ちよさそうに鯉のぼりが泳いでいました。
 

吉野山まで

20160412a.jpg 今日はお天気も良さそうですし、吉野山に行く事にしました。 中千本はもう遅いでしょうが、上千本あたりが見頃でしょう、ただ明日から天気が崩れる様ですから、今日あたりが最後かも知れません。 上千本までは花見客が非常に多いので、いつも奥千本が見頃になる頃を見計らって行くのですが、今朝はいささか出遅れてしまいました。

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平福宿から「片鉄ロマン街道」へ

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杉坂峠にて
 「18きっぷ」消化サイクの最後は「片鉄ロマン街道」に行く事にしました、云わずと知れた片上鉄道廃線跡を利用した自転車道なのですが、いままで訪れる機会に恵まれなかったのです。山陽本線の和気からスタートすると片道30キロ程の行程で、それだけでは面白くないので、姫新線の播磨徳久まで行って、未収の佐用郡中安村道路元標と因幡(智頭)街道の平福宿に寄ってから「ロマン街道」は片道だけ走って帰って来ようと考えてみました。

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9年ぶりのキララときめきロード

20160406a.jpg和歌山県日高郡由良町 白崎海岸にて
 
 

さて「18きっぷ」消化サイクは9年ぶりに和歌山の「キララときめきロード」こと県道<24>御坊由良線と<23>御坊湯浅線を走りに行く事にしました。 「キララときめきロード」は有田市から御坊市にかけて内陸部を山越えするR42に対して、海岸線に沿って走る県道の愛称で、風光明媚ではありますが距離は倍程になります。 10年程前に湯浅や広川を起終点として、山越えの旧道で南下し、海岸沿いに北上するルートで何度か走りました。

 
20160406b.jpg 今回は桜井0552発に乗車、和歌山線経由で向かう事にしますが、問題は和歌山駅での乗り換え時間が1分しかない事、それも通勤時間帯にホーム違いの7番線から5番線へ、間に合わなければ次の列車は湯浅行きとなってしまいます。 間に合えば御坊まで乗車してコースを北行き、間に合わなければ湯浅から南下する事に、ただ湯浅スタートにすると一旦国道側に出なければコンビニ等がなく、コース上で飲料以外の補給は難しいのです。 幸い無事に乗り換える事ができて、0805発紀伊田辺行きに乗車する事ができました。 まぁ近鉄で鶴橋まで出て天王寺経由にすれば、こんな苦労はせずに済むのですが。
 御坊駅前で輪行支度を解いて出発準備、駅前のローソンで食糧補給です。
 
20160406c.jpg 御坊市街を離れ左に太平洋を見ながら県道<24>御坊由良線を行きます。 大型車が殆ど通らない快適な道です。 先日、堪能してきた「しまなみ」とはまた違った海岸風景、潮の香りも濃い様な気がします。
 
 
 
20160406d.jpg 通称アメリカ村、三尾を過ぎた処で日の岬灯台まで往復する事にします。 標高で150m近くまで登らなくてはならないのですが何とかなるでしょう、だったのですが「延陽伯」号こと片倉シルク24のフロントがインナーに落ちません、どうにか手で押さえてインナーに落としたのですが、ガイドをこすっています。 何年ぶりかに日の岬灯台を見学、お天気は最高、もちろん「自撮り」の準備もしてきているのですが、海側に植生が多くて、適当なポイントが見つかりませんでした。
 
20160406e.jpg 美浜町三尾から小さな峠を越えて日高町阿尾へ、実はここは父方の郷里でもあります、今では身寄りは暮らしていませんが、数年前にUG兄氏とこのコースを走った折は、伯母が健在で立ち寄った思い出があります。 反対側の産湯海水浴場と云うのがあって、今ではそちらが有名なのですが、私が小さい頃はこちら側の磯で泳いだものです。
 
20160406g.jpg 日高町方杭(かたくい)にて、比井漁港を過ぎた辺りから小刻みなアップダウンが繰り返されます。
 
 
 
 
 
20160406f.jpg 由良町大引(おおびき)にて。 ところで正面は大引の海水浴場なのですが、このルート沿いは海水浴場が多いので自転車で走るのは車の多い7~8月は避けた方が良いかと。
 
 
20160406h.jpg このコ-スのハイライト、白崎海岸の見える処までやってきました。 「自撮り」ポイントを探しながら走っていたのですが、白崎海岸を入れながら撮れなくはないのですが、絵にならないと云うか、それに少し曇ってきてしまいました。
 
20160406i.jpg 白崎海岸は現在、白崎海洋公園となって道の駅やキャンプ場が整備されています。 元の採石場の跡がキャンプ場になっていて、まわりを白い岩山に囲まれた風景はちょっと日本離れしています、「日本のエーゲ海」とかなんとか。
 
20160406j.jpg 白崎海岸から北は衣奈(えな)漁港にかけて一つ峠が残っていますが幾つかのトンネルができて随分楽になったのですが、衣奈まで来て県道<23>御坊湯浅線の旧道が工事通行止となっています、そうなると衣奈トンネルまで登る新道を走らなければなりません、湯浅方面へはトンネルの手前で左折して更に、結局旧道の倍の標高150m程まで登る事に、それを強引にアウターで登ってしまったので、すっかり消耗してしまいました。
 
20160406k.jpg 湯浅駅まで走ろうかと思っていたのですが、大概くたびれてしまったのと、湯浅駅前は狭くて輪行支度がしづらいので、一つ手前の広川ビーチ駅で本日は終了と云う事に、本日の走行56.3キロ、些か物足りない気もしないでもないのですが、「延陽伯」号には日の岬と迂回路はちょっと荷が重たい様でした。
 和歌山から丁度、和歌山線~桜井線直通の奈良行き(和歌山駅では五條行きとなっていますが)があったので、時間は掛りますが、天王寺と王寺の乗り換えがパスできるこちらを方を取りました。 青春18きっぷにて4,890円分乗車、乗車時間6時間48分。
 

 
 
 

四国ツーリング(総括)

1日目 3月21日(祝) 自宅(桜井)~九度山~和歌山港 101.2km
2日目 3月22日(火) 徳島港~神山町~倉羅峠~脇町~美濃田の淵キャンプ場(東みよし町) 112.3km
3日目 3月23日(水) 美濃田の淵キャンプ場(東みよし町)~阿波池田~法皇湖畔 79.8km
4日目 3月24日(木) 法皇湖畔~旧別子山村~大永山トンネル~マイントピア別子~新居浜~「シクロの家」(今治) 88.3km
5日目 3月25日(金) 「シクロの家」~大三島周回~「シクロの家」119.5km
6日目 3月26日(土) 「シクロの家」~瀬戸田(生口島)~尾道駅 82.3km
計 5泊6日 583.4km
 
和歌山港~徳島港フェリー含む
 
交通費(フェリー) 2,110円
交通費(JR) 2,370円(「18きっぷ」1回分相当、5,400円分乗車)
宿泊費 5,000円
食料品・菓子・飲料類 7,392円
外食代 7,220円
入浴料 1,220円
運送料 2,624円
その他 4,488円
 計  32,424円
 
 2015年4月の「天の邪鬼『しまなみ』へ往く」はこちらから
 2015年10月の「『延陽伯』号『しまなみ』を往く」はこちらから
 2016年1月の「せとうちツーリング」はこちらから