月曜日ですので例によって自転車で京都府城陽市まで、午後からの降水確率が30%になってますが、梅雨なんですから仕方ないですよね。 4時に起きて5時には出掛けます、夏至だけにすっかり明るいです。 上街道をひた走り6時には県庁前へ。 青信号を鹿たちが隊列を組んで横断歩道を渡っています、良く似たシーンは時々見掛けますが、ここまで整然と渡っているのを見るのは初めてです。 鹿は色盲なんだそうです、さすがに赤信号だから停まるとか、青信号だから進むとは考えてはいない様で、周りの雰囲気とか人間の動きで判断しているのでしょうね。
奈良阪を越え木津川沿いの自転車道に入り、木津川橋梁で定点観測、流れ橋で持参の菓子パンをかじりながら休憩です。 今日はちょっと早すぎたかな、まぁのんびりしましょう。
今日の作業は先日から原因のはっきりしない不具合のでているネットワーク機器の交換。 消去法的に行くとこのスマートスイッチがおかしい様なので、とりあえず、安価な16ポートのスイッチと差し替えて様子を見る事にします。 評判はともかくいつもPLANEXにしているのですが、間に合わなかったので、初めてNETGEAR製品を使う事に、永久保証がついているのですが、どうなんでしょう。 金属筐体ですがACアダプターなのが残念、まぁこの厚みとサイズですからね、遅いと云うレビューもありますがとにかく安いです。 障害が切り分けられたらインテリジェントなスイッチを考えますからね。
ついでに無線LANのアクセスポイントを強化、最近ノートPCやスマホが増えてますんで、今更ですが11n対応機です。 MACアドレスフィルタリングもかけるので結構時間がかかってしまいました。
さて、いつもより遅くなりましたが16時前に帰途につきます。 近鉄京都線と関西本線の踏み切りに引っ掛かりましたが、木津梅美台のサークルKまで一気に、あまりに暑いので奮発してガリガリ君ではなくガツンの方を。 再び奈良阪を越えて県庁前まで戻ってくると何やら賑やかなので、音楽のなっている方へ行くと、「ムジークフェスタなら」関連の行事でしょうか、ビール飲みたいゾ、スズカの打ち上げから飲んでないもんね。
後3駅、柳本まで戻ってきた辺りから降りだしてきて桜井に着く頃には本降りになってきましたが、今日も無事103.1キロ走って帰ってきました、今月3回目、節約した交通費でそこそこのタイヤが1本買えます。
昨日、facebookのお友達が使っているruntasticとやらを見て、スマホに入れて往路の一部と復路で使ってみました、使い方も良く判ってはいないのですが、なかなか面白いものですね、ロードの人はこんなん見ながらトレーニングしているのですね。 しかしライブトラッキングを有効にしているせいでしょうか強烈にバッテリを食いよります、要注意。
本日の走行110.4キロ、ご存知の様に天気が悪かったり荷物が多かったりしない限り、毎週月曜に京都府城陽市までの往復100キロ余りを走っています。 数えてみると今年は既に15回目、上街道と木津川の自転車道を往復するだけですから、100キロ走った処でブログネタにもならないのですが、年間走行距離の4分の1近くをこれで稼ぎ出しています。
今日はちょっと困ったやなしにしまった事が、奈良少年刑務所の前から出てきた角で、何やら物が落ちた音、愛用のTOPEAKのフロントバッグ、前面のポケットのファスナーが開いていたのです、他に落としたものは無いかと点検してみると、いつもここに入れているチェーン状の鍵が見当たりません、20年は使っているものなのですが、ダイヤル式ではなくボタン式で位置を覚えてしまえば暗い処でも使えるので重宝していたのですが。 上街道の何処かに落としたのでしょうかねぇ、最近では同様のものは見掛けないので、しまったなぁと云う感じです。
今日は15時20分に帰途に就きました。 途中梅美台のサークルKで小休止、こいつの季節ですねぇ、同じ赤城乳業の「ガツンとミカン」が大好きなんですが「ガリガリ君」のコストパフォーマンスにはかないません、この季節走ると飲料とかアイスとか出費は馬鹿になりませんね、寒い季節なら持参のポットに入れたコーヒーだけで済んでしまうものが。
上街道に入り、件の鍵が落ちていないかなぁと気にしながら走ってはみたのですが。 今日は天理市柳本で西へ向きを変え、遠回りですが田原本のイオンバイクへ、前から欲しかったポケッタブルのウィンドブレーカーを、mont-bellとかのは結構高いんですよね、イオンバイクのプライベートブランド「PERBICI」の商品で税込3,980円也、何故今日なのかと云うと、イオンのプリペイドカードWAONには55歳以上限定のG.G WAONと云うのがあって毎月15日は5%値引きになるんです。 エエ歳した親爺がと笑われるかも知れませんが、結構マメにポイントとか貯めてるんです、pontaもTカードも楽天Rポイントも、ですからセブイレの優先順位は低いのです。 それにヤマザキの春のパン祭りとかでも、きっちりシール集めてちゃんとお皿貰ってきます。 と云うわけで今日で今月700キロ超えました(^_^)v
昨日、梅雨入りが発表された近畿地方、週間予報によると今日は貴重な晴れの日、久しぶりに洞川でも行こうかと思い朝4時に一度は起きたのですが、どうにも眠くて二度寝してしまい出遅れてしまいました。 結局出掛けたのは9時過ぎ、近場をポタりながら「自撮り」でもしようかと明日香村へ向かいました。
橘寺から祝戸への疎水沿いの道、一応自転車道なのですが。 「よろづ」での昼食をはさんで午前と午後と二度行ってみました。
明日香村は課外学習の生徒がレンタサイクルで走っているのも結構見かけます。
久しぶりに栢森から冬野への林道を走ってみました。
冬野は標高600m余り、明日香村で最も奥にある集落です、昔MTBでこの界隈のシングルトラックを片っ端から走り回ったものです。 車道は行き止まりで多武峰へはシングルトラックを下って行かなくてはなりません。 一旦は
多武峰村道路元標のある談山神社の前まで下りましたが、再び明日香村側へ登り返し棚田の写真を撮ったりしながら下ります、この季節田植えの終った棚田での「自撮り」を一発決めたい処ですがなかなか難しいものです。 夕暮れの明日香村を走り抜け帰ってきました。 ポタと云いながら本日の走行67.6キロ。
特にスズカの余韻も何もありません、翌日月曜から早速京都行きです、まぁ起きられたら自転車で行こう位のつもりでいたのですが、いつもより少し遅めでしたが、予定通り上街道から木津川の自転車道へ。 九度山人さんからお借りしているasuka号、無事にお役目を果たしてくれました。 お別れの前に記念に仕舞ったままのasukaのジャージを着て走ってきました。 6月からは再びのんびりツーリングモードに。 本日の走行101.6キロ。
昨日走って今日は休足日のつもりだったのですがね、急遽京都へ向かったので、明日に疲れを残さないように平地をのんびりと流す事にしました。
大和川河畔の道を北西に、先週の課題だった膝への負担は、クリート位置の調整でうまくいった様です、Qファクターって云うのですね勉強になりました。 太子橋から御幸橋へと。
飛鳥川沿いの自転車道を南下して、橿原市の自転車乗り御用達の食事処「よろづ」へ、今日は「とんかつ定食」を戴きましたよ。
お腹が一杯になったところで明日香村へ、橘寺から祝戸へ疎水沿いの道を行きます、木陰が心地良い季節になりましたね、写真右上、良く通る道なんですが逆向きに走る事が多くて、なかなかの「自撮り」ポイントやないですか、来週にでも。 そして稲渕から栢森へと、芋へは向かわず石舞台に戻って小休止の後、「4’season」へ寄ってヨーグルトのパフェなんぞを頂いて桜井へ、本日の走行58.4キロ、AVS 18.1、明日はなんぼ走らさせられるのか一向に把握していないのですが、後31キロ走れば月間1,400キロ達成、と云うかスズカがなければ今月は1,500キロいった気がするのですがねぇ、日頃チンタラ走っている人間が急に早く走ろうなんて思ってもどだい無理な話で、まぁ怪我のないようにマイペースで行きますわ。
今月5回目の木津川の自転車道です、正しくは京都八幡木津川自転車道ですね、京都嵐山から桂川と木津川に沿って京都府南部、奈良県と境を接する木津川市までの約50キロ、関西を代表する自転車道。
昨年秋からこの自転車道のほぼ南半分となる京都府城陽市まで、天気が好ければ週一回、所用で桜井から往復しています。 寄り道せずに往復すると100キロ弱の行程で、昔から時々は往復していたのですが、最近は走行距離が伸びる従ってコンスタントに走っています、と云うか月間走行距離のかなりの部分をこれで稼ぎ出している様な。 城陽市へは山城大橋を右岸に渡り対岸路を北上するのが近いのですが、微妙に往復100キロに届かないので、最近は自転車道をそのまま走り、国道1号線の木津川大橋まで北上して右岸を少し戻っています。 殆どルーチンワークになっていますので、特別な事が無ければ「100キロ走ってもブログネタにもならない」訳です。
冬はなかなか厳しいものがあるのですが、6時前後には桜井を出て旧道の上街道を北上します、旧道を縫って行くと、奈良県庁まで点滅や感応を含めて信号はたった8つです。 上街道から奈良町、猿沢池、興福寺、県庁前と過ぎて奈良阪、奈良少年刑務所と般若寺のある坂を越えて京都府へ入り、井関川沿いに走って自転車道に入ります。
自転車道を走っていると、最近のスポーツサイクル事情を垣間見る
事ができてなかなか面白いです、平日の朝夕とあって通勤ライドの人が多いのですが、最新なのでしょうか今風のロードバイクにウェアに身に包んで、攻撃的なヘルメットにアイウエア、がむしゃらに走る人もいればのんびり流す人も、挨拶をしても知らんぷりの人、イヤホンつけて走っている人、様々です。 かく云う私もせっかくの自転車道ですから老体にムチ打ってもがいてみたりと、途中自転車道は近鉄京都線の木津川橋梁の下をくぐるのですが、カラフルな特急と出逢ったりすると、ちょっと好い事がありそうな。
有名な「流れ橋」で休憩、「流れ橋」はまだ復旧工事が始まったばかりですが、写真を撮ったり、パンをかじったりと、少しの時間を過ごします。 ここの自転車道沿いの四阿は地元のお年寄りに占領されている事が多くて、多くのローディは堤防下のトイレのある方へ下りて行く様ですが、どちらかと云うとそちらの方が苦手なので、年相応にご老人の輪の中で休憩させて貰う事にしています。
通常は毎週月曜に往復しているのですが、今月は4台のパソコンを入れ替えたりしたので大忙し、ようやくXPマシンが7へ、既に8.1が出ているものの業務アプリの絡みでWindows7 32bit版です、既に100近い更新があって結構な時間を取られます、これが10台とかの話ならGHOSTとかのツールを使う手もあるのですが、4台ってのは中途半端です、結局力仕事でやっつけるのが一番手っ取り早い様で。
暗くならない内に桜井へ帰りつける時間に帰途に就きたいものですが、そうも行きません。 それにこれからの季節は適当に涼しくなってからの方が、とは云っても暗くなってからの自転車道は走りたくありません。 そんな季節なんですね帰りは今年初めて膝を出して、梅見台のサークルKでガリガリ君かじって、猿沢池でちょっと一服して、再び上街道を走ります。
Photo : syokoraさん
「月うさぎ」キャンプ3日目の朝、今日も最高のお天気です。 各自自分のテントや荷物を片付けながら朝食を済ませます。 今日は私、UG兄さん、九度山人さんが4サイド自走で帰途に就きますので撤収が早いのですが、陽射しのお陰でテントも充分に乾かす事ができました。
今回参加した自転車の一部ですが、(左上)UG兄さんの1958年エルス・キャンピング、(右上)九度山人さんのBSアトランティス、(左下)私のasuka700cツーリング、1999年だっけ、(右下)大黒屋さんのグランボア エトワール。
自走組の出発準備も整い4サイドの3段重ね。
話題は次のツーリングのプランに… 今回はシェフ役とサポートに徹して下さったsyokoraさん有難うございました、次回は4サイド自走で。
お馴染みセルフ3連写で記念撮影、結局今回三脚を使ったのは記念撮影だけでした、折角だからゴリラポッドを持ってくれば良かったかな。
さあ出発です、UG兄さんは大阪は八尾へ、九度山人さんはその名の通り和歌山県九度山町へ。
1950年代生まれの乗り手とキャンピング車が豪快に一谷峠と、そして女寄峠を下ります。
桜井を通り過ぎて横大路を八木までご一緒し、飛鳥川沿いの大和中央自転車道の入り口へ、ここでお昼にします。 おっさん2人がなにやら店を拡げてますので、前を通る人、自転車、単車、車、もしかしたら近鉄電車に乗っている人までが… ガン見して行きますので、事故らないかと心配になります。 お腹が一杯になった処でお別れ、私は桜井へと引き返します、本日の走行41.3キロ、距離は知れていますが年に何度できるかの4サイドでの充実したサイクでした。
いつもお世話になる
「月うさぎ」さん、わざわざ差し入れを頂いたVIVVA2000さん、TABOOさん、いまやんさん、有難うございました。
4月も今日で終わり、昨夜asuka号の足回りを触ったので、大和川河畔を流して御幸橋まで、飛鳥川沿いの自転車道を走り大和八木経由で帰ってきました。
本日の走行36.4キロ、今月の走行1,059.0キロ、今年の累計4,349.3キロ。
走っている間に防水処理をしたテントを乾かしておきましたが、フライは現地でしようかな、って初日の4日には雨マークが…
復活?後まもなく1年になりますね。
体重に関しては下げ止まりと云うより、リバウンド気味? 最近お腹が空いて空いて仕方がないのですよね、体脂肪は維持している様だから別に良いのかなぁ…
道路元標はまあボチボチとやりますわ。
【1031】 2015/04/07 山口県 大島郡 蒲浦村 (現 周防大島町
【1032】 2015/04/08 山口県 阿武郡 萩町 (現 萩市)
【1033】 2015/04/08 山口県 美祢郡 大田村(現 美祢市)
【1034】 2015/04/10 石川県 石川郡 額村(現 金沢市)
4週ぶりの木津川の自転車道です。 週一で城陽市に所用があるので、可能な限り走って行くのですが、今月は雨だったり荷物が多かったりとなかなか走れませんでした、1往復すると交通費が1,500円浮くので、毎週走れれば毎月タイヤが買える計算になりますね。

最短コースは山城大橋を渡り右岸を北上するのですが、往復100キロに少し届かないので、最近はそのまま左岸の自転車道を木津川大橋まで北上して折り返しています。 近鉄京都線木津川橋梁にて、ここ何週か電車の中から覗いてましたが。
暮れあたりから続いていた自転車道の工事も終わり走りやすくなりました。 写真は木津川流れ橋にて、持参のポットのコーヒーとパンで一息入れます。 平日ですが気候も良くなった事もあるでしょう、頻繁にローディが出入りしています。
陽が長くなると帰りにつくのがついつい遅くなってきて、16時を回ってようやく帰途に。 信号のない自転車道とは云え、60年ものの乗り手と20年もののツーリング車が巡航30キロをキープするのはなかなか大変。
小腹が空いてきて桜井まで持ちそうにないので、コンビニで菓子パンを買って猿沢池で一息入れる事にしたのですが、隣のベンチでクラシックギターを弾いている人がいて、聞き入っていたらすっかり長居をして遅くなってしまいました。
本日の走行102.0キロ、今月も無事に1,000キロ超えを果たす事ができました。
日本の道百選 萩市「菊屋横丁」
今日はまず萩町道路元標に立ち寄り、美祢郡の大田町道路元標を経て山陽本線の厚東(ことう)駅まで走って1238発に乗車し帰途に就く予定なのですが、走行距離は峠越えの55キロ程、昨夜萩市内に泊まったお陰で時間の余裕もありますしお天気も最高、早朝の観光客のいない時間を狙って萩市内をポタってみる事に、事前に何の情報も集めていなかったので宿にあった観光パンフレットをたよりに散策してみます、まずは萩町道路元標、高札場跡に保存されています。
そして日本の道百選に選ばれていると云う「菊屋横丁」へ、横丁と云うのもちょっと変な感じもしますが、路地と云うには広過ぎますし、せっかくですから「自撮り」を、休日の昼間ではできない芸当でしょうね。 白壁の街並みを撮ったりしながら萩城址へと向かいます。
こちらも地元の方が散歩したりジョッキングをしたりと云う感じでです。 しかしKHS、輪行には手軽で良いのですがどうにも日本の風景には馴染まないヤツです(^_^;)
そろそろ走り出さないといけない時間です、市内のコンビニで補給をしてから萩駅へ、今では街の中心は東萩駅寄りになってしまい、無人駅となったレトロな旧駅舎は重要文化財となり「萩市自然と歴史の展示館」となっています
萩から山口市を経て防府へは「萩往還」と呼ばれる旧街道が通じていて、今日は前半はその道をたどって行く事になります、道の駅「萩往還公園」の手前から旧道へ入ると鹿背(かせ)隧道で小さな峠を越えます、このトンネルは国登録文化財で案内板によると「鹿背隧道は悴坂(かせがさか)峠を貫通する隧道で、長さ約182m、幅約4.2m、高さ約3.9mの規模を有した県内では他に類をみない石造トンネルである。 施工には地元萩・阿武地域だけではなく、周防大島町久賀や大分県安心院出身の石工が工事を請け負っている。 工事は明治16年(1883)に着工、翌明治17年(1884)に開通したという。 明治10年代の石造り道路隧道としては大変稀少であり、総延長も我国最大の長さを誇っている、素朴ではあるが重厚な味わいを持つ切り石積みの坑口、総石張りの内部はまさに壮観で、山口県下最初の洋風石造隧道として貴重である。 」とあります。
峠を下ると現在は萩市の一部となっていますが旧旭村、鄙びた風景が広がります。 やはり日本の風景に似合わないKHSです。 ここで「萩往還」とは別れ雲雀峠への道をとります、こちらも赤間関街道と呼ばれる旧街道で、それらしき峠への案内板があって一車線の舗装路がのびているのですが、ちょっと先々がヤバそうなのでここは県道を行く事にします。
雲雀峠は大きく開かれた切り通しの峠、名前の割には雰囲気も何にもありません。 標高も知れているのですが、一応は陰陽分水嶺の峠です。 路肩に郡界標でしょうか、三角柱の標石が、美祢郡赤郷村、阿武郡明木村とありますから少なくとも昭和29年以前となります、改良された県道脇に再建されていて、現時点で5基の道路元標の現存が確認されている山口県ですが、この事からまだまだ未知の道路元標が残されている可能性があるかも知れません。
分水嶺を越えて既に瀬戸内側に下っているのですが小さな登り返しがあり、何となく峠の風情で記念碑や「奈良の大仏さまのふる里」なんて看板も建っています。 どうやら明治維新の古戦場で「呑水(のみず)峠」と云う由緒ある峠の様です。 「奈良の大仏さま…」云々は近くに奈良の大仏の再建時に銅を産出した銅山跡があるとの事です。
今日最後の目的地、美祢郡は大田町道路元標です。 裏面には「昭和二十七年六月」とあります、と云う事は道路元標が法的裏づけを失った現行の「道路法」が施行された年月と符合してしまいます、不可解ですね。
予定の厚東駅まで後20キロ程、予定通りの時間で進んでいますが、小郡まで10キロ余りの標識が出てきます、小郡へは二本木峠と云う峠を越えて行くのですが、回りの風景を眺めてみても大きな峠がある様な雰囲気でもありません。 調べてみると二本木峠は標高126mしかありません、現在の標高を考えると殆ど片峠の様子、厚東駅へはダム湖畔を走って行くルートですが、それより二本木峠を越えて小郡の新山口駅へ走った方が何となく楽そうな雰囲気、予定を変更して二本木峠へ向かう事に。 二本木峠を越える県道はほぼ平行して「山口秋吉台自転車道」が通じている様で、ただあまり利用はされていない様で、路面状況は良くはありません。 あえて下りで使う価値はなさそうですが、反対向きなら車に追われながら県道を登るなら自転車道を利用するのも良いかと。
最初の予定では厚東駅1238発の岩国行きに乗車する予定でしたが、二本木峠を下りきった処で列車の時刻を確認してみると新山口駅1153発、無理すれば2本前のスジに乗れるではありませんか、後の接続はともかく新山口駅へ急ぐことに、駅に着いたのは23分前、ホームは跨線橋を渡った4番のりば、そこはKHSですがサイドバッグ装備、駄目元で輪行支度を、ご覧の通り乗車列車の写真を撮る余裕まで。
順当に行くと岩国、糸崎、岡山、姫路、大阪、王寺での乗り継ぎで「18きっぷ」のままで桜井に2218にたどり着けるのですが、時間帯から云っても岡山5分、姫路2分の接続はタイトです。 そこで遅くはなりますが糸崎で赤穂線経由の播州赤穂行きに乗車し、野洲行き新快速に乗り継ぐと云う技、お陰で全行程を座って2323桜井駅に無事帰投しました。
本日の走行57.7キロ、昨日の王寺駅までの自走を含めても100キロにも満たなかったですが。 道路元標以外の事は特に考えてなかったものの、萩の街を巡ったり、「萩往還」をたどったり、幾つか峠をGETしたりと有意義なツーリングになりました、機会があれば再びゆっくり訪れてみたいものです。
【1031】 2015/04/07 山口県 大島郡 蒲浦村 (現 周防大島町
【1032】 2015/04/08 山口県 阿武郡 萩町 (現 萩市)
【1033】 2015/04/08 山口県 美祢郡 大田村(現 美祢市)
新山口1153→1354岩国1355→1613糸崎1645→1927播州赤穂1931→2113大阪2143→2238奈良2254→2323桜井 8,750円分乗車
古稀に至ってもなお「走」「工」「趣」三拍子揃って三流のサイクリスト。ライフワークは「道路元標」と「自撮り」。なお「■ャリ」等の自転車に対する卑しい言葉をコメント等ではお使いにならないで下さい。