いつもの様に暗いうちから起き出しているのですが、ホテルの窓から明けて行く尾道水道の模様を眺めるのもなかなか面白いもので、向島に渡る3つの渡船が一望です、左から尾道渡船、福本渡船、駅前渡船、朝の通勤時間帯を控えて忙しく行き来しています。 6時に出発するつもりがつい遅くなってしまいましたが、それでも価値ある眺めでした。
遠回りにはなるのですが、今日は一番東側の尾道渡船で渡る事にしますので、昨日登ってきた道とは反対側の東側に下ろうとして、ちゃんとナビで確認すれば良いものを、横着したら案の定途中から階段にぶつかってしまい、担いで降りる事に。
それでも7時前には向島に上陸(写真左に見えるのがさっきまで見下ろしていた「ビュウホテルセイザン」)です。 尾道渡船で渡ってもちゃんと「しまなみ海道」を示すブルーラインは引かれていますので、呼子浜の待合セットを覗きがてら一度は… コンビニで補給を済ませてようやくスタートし向島の西側へ、写真右は昨日一周した岩子(いわし)島へ渡る向島大橋です。
今回因島は約9~15キロ遠回りにはなりますが東海岸を巡る事にします。 早速因島大橋を南側から一望できるポイントで「自撮り」を。
鏡浦までの間にこの様な因島大橋を望む事のできるポイントが何ヶ所かあります。
椋浦港を過ぎて三庄(みつのしょう)までの間、北側から行くとピークの手前に展望の良い休憩ポイントがあります(トイレもあり)。 車も少ないしすっかり因島東海岸に魅せられてしまいました、故緑川洋一先生の世界ですね。 天気の良い午前中ならこちらがお奨めです、コース的に時間は倍以上は掛かるでしょうが。 ちなみこの東海岸のルートは「水軍スカイライン」と呼ばれている様で、スカイラインと云う事はそれなりの標高差はあると云う事でして…
写真左で見下ろす三庄の前後で「しまなみ」本来のルートである生口橋へのショートカットルートがあるのですが、遠回りついでにこのまま海岸沿いに進む事にします、地蔵鼻と云う岬を巡るルートの道路状況が判らないので通りすがりのおじいさんに聞いてみると、綺麗に舗装された一本道との事。 湾を挟んだ反対側の山腹に今さっき越えてきた道がみえます(写真右)。 後で知ったのですが「椋浦峠」と云う名前がついています、先月の丹後半島の七竜峠に続いて盟友
「峠おやじ」の足跡のない峠GET。
地蔵鼻(写真左)を回り、岬から先は軽自動車でないと通行困難と書かれた結構厳しい道が続きます、小さな海水浴場とトンネルを抜けて暫く行くと因島最大の街である土生(はぶ)へ、日立造船の企業城下町の様です。
自転車神社こと大山神社へ、神社も自転車ブーム?を無視できない時代なんですね、サイクルスタンドの数からするとそれなりの参拝者がいる様です。 その手のお守りも売っている様なのですが、平日とあってか禰宜さんも巫女さんも姿が見えませんので、お参りだけ済ませて退散させて頂きました。
生口橋まで来た処で丁度12時になってしまいました。 因島東海岸ですっかり時間を取られてしまいましたが、走った甲斐はあったので今日はこれで良しとしましょう、時間の読める処まで先を急ぐ事にします。
多々羅大橋を越えて愛媛県へ、道の駅「多々羅しまなみ公園」のなにやら「サイクリストの聖地」へ、前にも来てますが、まぁ表敬方面と云う事で。
大三島橋、大島大橋と「延陽伯」号にはかなりオーバーペースで1515に来島海峡大橋の見える処までやってきました。 前回は亀老山へ登ったので遅くなったのですが、ここで来島海峡大橋をバックに「自撮り」を、それなりに交通量がありますので、間隙を縫って3テイクばかり、時間的に今治へ急ぐサイクリストも多いです。
来島海峡大橋をくぐって少し西海岸へ、こちら側からだと大橋の6つの橋脚が綺麗に見えるのですよね。 次回は大三島、伯方島、大島の何れかを大回りしながら走ろうと考えながら海峡大橋を渡ります。
来島海峡大橋を渡りサイクリングターミナル「サンライズ糸山」に立ち寄ります、ここで「サイクリング・パラダイス愛顔のえひめ旅行券」の引換券を旅行券に交換して貰います。 ネットで申し込み、コンビニで決済して受け取った引換券を実際に使用できる旅行券に指定場所で交換して貰う必要があるのです、利用する宿泊先で交換できれば良いのですが、ちょっと不便ですね。 「サンライズ糸山」のロビーからは来島海峡大橋が目の前に。 閉鎖されるサイクリングターミナルも少なくない中で、ここはロケーションが良いので一般客にも恵まれている様です。
前回は海岸沿いの道を選んで今治市街まで走ったのですが、痛んだコンクリート舗装とかが多く路面が非常に悪かったので今回は素直にブルーラインに従って今治市街へ。 ほぼ予定通りの17時過ぎににゲストハウス「シクロの家」に到着、出迎えてくれたムラマサ君とは2013年の「5th 月うさぎキャンプ」以来です。 静岡で生まれ育った彼とは天神橋五丁目さんのブログやTwitter以来の繋がりなのですが、縁あって今は「シクロの家」他を運営する「NPO法人シクロツーリズムしまなみ」に勤めています。
ムラマサ君に手作りの「散策MAP」を貰いレクチャーを受けて、入浴と食事に出掛けますが、お目当てのレトロな銭湯は定休日で「シクロの家」で割引入浴券を買って駅裏のスーパー銭湯へ。 食事は今治自慢の焼き鳥屋を目指したのですが満員で、B級グルメの「焼豚玉子飯」をやっている中華料理屋へ、これはB級中のB級ですな、しかし高カロリーなものが売りの街です。 地方都市を訪れると必ず探索するJAZZ屋は2軒ありまして、今夜は「ベニアナ」へ、★★★☆☆かな、でもビール1杯550円ぽっきりは嬉しい。
ところで「シクロの家」はドミトリー中心のゲストハウスで、JR今治駅北口すぐの処にあります。 3月に今治に来た折は満室で利用できなかったのですが、幸い今回は休前日の宿泊でしたが前々日に予約が取れました。 ゲストハウスも色々なのですが、ここは「しまなみ」~「とびしま」他に関する情報や資料も豊富で、リーズナブルでとても清潔感のある空間です、もちろん自転車の保管スペースもあります。
ちなみに「愛顔のえひめ旅行券」は5,000円で宿泊券8,000円分とサイクリング券2,000円分の計10,000円分が頂けた訳なのですが、サイクリング券の使い道が良く判らなかったのですが、「シクロの家」などでのグッズ類の購入にも使えるのですね。
写真の「しまなみ島走MAP」は「NPO法人シクロツーリズムしまなみ」が発行していて、サイクリストの視線に立った非常に内容の充実した地図です「とびしま」編もあります。この内容手間ひまかかっています、有償とは云えどこやらの「ならクル」とやらとの違い、お役所仕事とNPO法人では腹の括り方が違うのでしょうね。既に走っている方もこれからの方にもお奨めです。
本日の走行98.1キロ、ちょっと足りなかったですね。
県道<16>吉野東吉野線高見川河畔を行く
今回で8回目を迎える「月うさぎキャンプ」は奈良県吉野郡東吉野村谷尻(たんじり)、標高600m余りの山中にある
古民家カフェ「月うさぎ」の敷地をお借りし、キャンピング支度の自転車で集まろうと云う催しです。 (今回の実施要領はこちら)
朝5時頃に起き出して荷物の準備を始めます。 どうにか7時頃にパッキングを終えてasuka号と荷物を降ろします、大概はそうだと思うのですがうちのマンションのエレベーター、さすがに4サイド状態では載らないのです。 asuka号がサドルバッグ込みで16.8kg、サイドバッグ4つとテントに三脚で30.5kg、それにフロントバッグと乗員が加わって計125kg程になります。 できればパニア台の上は空けたかったのですが、やはりテントにMossのOutLandを用意すると無理ですね。
私の暮らす桜井市から「月うさぎ」までは最短コースで行くと30キロに満たないのですが、交通量の多いR165西峠またはR166女寄峠を越えなければならないのと、皆さんが大阪、和歌山、滋賀からキャンピング装備で走ってくるのに、私だけが30キロでは申し訳ないと云うか走り足りないと云うか。 明日香村から芋峠を越えて吉野町から吉野川~高見川に沿って向う事にします。 距離は60キロあまり、標高400m超えの芋峠も決して楽でもありませんが、車が極めて少ないのと、吉野川を遡上するルートは、サイクリングには最高のコースなんです、実際大阪組も何人かはこちらのルートを選ぶ位ですから。 いざスタートするなりシミーが酷いのです、荷物のバランスが悪いのか、輪行用ヘッドに替えてから始めての4サイドですが、それが原因なのでしょうか。 とにかく初めての事でもないですし、抑えるコツもあります、どうやら19~21km/hの間で落ち着く様ですから、芋峠もゆっくりと下れば大丈夫でしょう。
明日香村を抜け栢森で一息入れ芋峠へ、ノンストップで登りきりましたが、頑張った処で速度はジョガーに抜かされる1桁台ですから45分は掛かりました。
吉野町千股へ下った処で2台のローディに抜かされます、「あそこ登ってきたんですか」と失笑ぎみ。
吉野川沿いのローソンで一息入れ、対岸(左岸)の<39>五條吉野線を走りR370を経て<16>吉野東吉野線へ、集合写真用ですがせっかく三脚を持ってきているので東吉野へ入ったいつものポイントで「自撮り」を。 公の道ですからタイマーをセットしている間に邪魔物が入ってくる事は往々にあるのですが、今日は犬の散歩と60リッタークラスのザックを背負ったロードが、4サイド支度のキャンピング車も驚かれますが、こちらからすると大型のザックを背負ってロードに乗るのは驚異です。 とにかく2テイクでOKと、天気が今一つなのが残念ですが、予期せぬゲストの入った写真の方が面白かったりして。
「月うさぎキャンプ」は基本的に現地集合、大学自転車部の世代ならまだしも、いずれからも登り基調のコースをキャンピング車を連ねて走るのはかなりつらいものがありますから、それぞれのペースで「月うさぎ」を目指して貰う事にしていますが、お互いの所在や到着時間が気になる処です。 今回は「みんなで位置共有」と云うスマホアプリを使ってみる事にしました。 自走組全員がスマホを持っている訳ではありませんが、これでお互いの現在位置が判る訳ですから、万が一のトラブルにも対応できるかも知れません、またチャットと云う程のものでもありませんが、現在位置を示すアイコンにコメントを付ける事もできます。 ただ今回のケースでは「月うさぎ」に近づくと圏外になってしまい位置を発信できなくなるのと、この手のアプリの共通した問題なのですがバッテリーの消耗が著しい事が課題ですね。
お昼はいつもの手打ち蕎麦「よしの庵」(東吉野村木津川(こつがわ))で頂く事にします。 ところで今日は出発からfacebookのグループ「おとなの自転車部」へ書き込んでいるのですが、ロード中心と云うかブームの昨今でもキャンピングに対する興味は決して少なくはないのですね、半日で300以上の「いいね!」やコメントがついています。
14時丁度に高見山を望む事のできるいつものR166との交点までやってきました。 「自撮り」をやっていたり、「よしの庵」での時間が長かったりと云う事もありますが、やはり結構な時間になってしまいますね。
15時にはやっとこさ「月うさぎ」に到着。 車で来ているバクローさん親子が既に到着されていました、今回はバイクフライデーのタンデムでお見えです。 何人か到着された処でUG兄さんご持参のドーナツでコーヒータイムです。
前後しますが、自走組みが次々と到着します。 UG兄さんが1530、ダイバーてっちゃんが1614、
syokoraさんが1642、九度山人さんが17時過ぎ。 他にも明日香村からvivva2000さん、枚方から京都府経由でヤマタンさん、滋賀県からはniwachanさんが、初参加の神戸のたもさんが大阪柏原に車をデポして走って来られました、都合キャンプ装備での自走が9名です。
メンバーが揃った処で車載組と「月うさぎ」の番頭さんの車に分乗して5.5キロ程の「たかすみ温泉」へ。 ただ露天風呂に入っている雨がポツポツと、予報では雨は夜半からだとの事だったので、荷物は出しっ放し、慌てて帰ってくる事に。 幸い残っていたメンバーが大方片付けてくれていたのです助かりましたが。屋根のある場所に移動し「月うさぎ」の瀧口夫妻も交えて一日目の宴の始まりです。 syokoraシェフは「チキンのコーラ煮」、ヤマタンさんは「海老のサラダ」、私は「ポトフ」、その他次々と色々なものがでてきて、「月うさぎ」からは「ちらし寿司」と「手作り餃子」の差し入れが。 雨で恒例のキャンプファイアーは明日に持ち越しとなりましたが、日が変わるまで宴は続きました。
2月、7月に続いて今年3度目の伊勢ツーリングです、実はR女史から「お伊勢さんへ行きたいからお供せよ」とのお達しなのですが、スケジュールを合わせるとことごとくお天気が悪くなります、さては雨女かと云うと他のツーリングでは晴れているのです、どうにも巡りあわせが悪い様で。 赤福本店で「赤福氷」を食べ様と云う話は、季節は巡って「赤福氷」は9月17日(本店)で販売が終了していました。
帰途輪行の120キロライドですから、Erbaロードで行く事にしますが、どうもディレーラーの調子が思わしくありません、殆ど平地巡航の京都往復ならさして問題はないのですが、西峠~佐倉峠~木津(こつ)峠~高見峠~珍布(めずらし)峠~桜峠と越えて行く獲得標高1,000m超えのこのコースでは些か辛いものがあります。 落ち合う場所を宇陀市榛原のローソンにして貰い、少し早めに出て調整しながら西峠を登る事にします。
真夏の7月の折には朝5時に出発し、伊勢おかげ横丁の「赤福本店」には13時20分に到着したのですが、今回は榛原を7時に出て、とにかく「赤福本店」には15時半までには着こうと云う段取りです、16時を回ると「おかげ横丁」のお店は次々と店じまいしてしまうのです。
芳野川沿いの道を走り、菟田野から佐倉峠を越え東吉野村へ入ります、道路脇の温度表示は10℃を示しています、週末の「月うさぎキャンプ」未明は1桁台は確実、「ホカロン」買っておこうかな…
いつもなら新木津(こつ)トンネルを抜けると目の前に高見山の雄姿が見えるのですが、残念ながら今日は雲の中です。
奈良県側の標高632m、延長2,470mの高見トンネルに到着、今日のコースの最高点です。 三重県側に向って下り基調のトンネルなのですが、トンネルに入るなり強烈な向かい風、いつもと違って漕がないと進みません、結局今日は伊勢までずっと向かい風でした。 高見ループ橋を見下ろせる場所で休憩です、ホットコーヒーをボトルに入れて持ってくれば良かったかな。
R166は東吉野村鷲家から和歌山街道となります、紀州公が初期には参勤交替に利用した道でもあり、高見峠を越えて最初の宿場がここ波瀬(はぜ)です、R166から少し離れているので静かな佇まいはタイムスリップした様な感覚です。 ここには里程標も現存しています。
R166に戻ってからも時間的に無理のない範囲で旧道をよって走りますが、ここは外せません珍布(めずらし)峠、岩盤を切り開いた切通しで櫛田川の蛇行部分をショートカットしています。 ここを越えると道の駅「飯高駅」の先に出てしまいますので、珍布峠を越えて少し戻る事にします、私の知る限りこのコースですと高見トンネルを過ぎると桜峠を下る途中まで、公衆トイレの類は道の駅以外には見当たりません(珍布峠の西側に仮設がありますが)。
道の駅「飯高駅」を出ると櫛田川右岸の<745>に入りますが、途中で局ヶ岳をバックに沈下橋を見下ろせるお奨めのポイントがあります。 このコースのままR166に戻る事なく桜橋東詰めでR368へ入る事ができます、普通にR166を走って行くと旧飯南町粥見界隈が走り難いのですよね。
R368は和歌山別街道となり桜峠を越え多気町に入ります。 ここで丁度お昼になりましたので「伊勢うどん」でも頂きたい処なのですが、この界隈では無い様です。
7月に来た折に見つけた丹生大師の向かいの「ふれあいの館」の中にある食事処、結構良かったので今日も当てにして走ってきたのですが、なんと今日はお休み、この付近には食事にできそうなお店は記憶にありません、なにやら豆腐バイキングのお店があるそうなのですが、ちょっと困った事に。 ところがレジ横にお弁当が2つ、店内にテーブル席もあって使えるとの事、お弁当は600円でボリュームもバラエティもあってお味もなかなか、伊勢茶やミカンを頂いてなにやら得した気分。
この後舗装はしてあるとは云えロードには少し厳しい区間もあるのですが熊野街道に抜けて、後は<13>伊勢多気線を淡々と走るだけです。
度会橋を越えてから伊勢市街に入ると車も信号も多くなって走りづらいものの15時少し前に「赤福本店」に無事到着、赤福3個入りを頂いて大満足、R女史は赤福のお店のおばさんにお嬢さんと云われて舞い上がってます、私は父親かい。
一応、内宮前まで行って記念撮影をして最寄の近鉄五十鈴川駅へ、本日の走行120キロ余り。 幸い1653発の直通の上本町行き快速急行に乗る事ができて、楽チン快適安上がりで桜井に帰ってきました、弁当600円、赤福290円、交通費1,390円となんと安上がりな「赤福本店ツーリング」でした。
今日は伊賀上野で開かれるRRCBの集まり「ヴィンテージレーサー鑑賞会」を覗きに行こうと走って行く事にしました。 私自身、ヴィンテージレーサーを持っている訳でもなく、造詣が深い訳でもなんでもないのですが。
6時少し前にスタートして走り出したのですが、どうもメーターの速度が上がりません、どうやらタイヤ周長の設定が間違っている様で、20インチのKHS用のものを持ってきてしまった様です、このままでは距離も可笑しくなりますので、設定を変更する事に。 実はうちには同じメーターが幾つもあって、間違えない様にとシールを貼って区別していたのですが。
昨日に続いて2日連続の初瀬ダムです、さすがロードasuka号より10分程早く上がってきました。
荒神さんの水場まで上がってきた処で一息入れ様とすると怪しい人影が… 明日香村のチネリ怪人Vivvaさんでした。 彼も今日は自走で参加予定だったんです、私はR25旧道で行くつもりでいたのですが、彼の希望で<781><782>経由で走る事に、確かにロードで爆走するならこちらの方が愉しいのです、結局8時20分には名張川を渡る薦野橋までやってきました。
美旗駅前付近から<57>上野名張線に入り北上します。
<57>に従って行くとすぐにR422に入ってしまいますので、真っ直ぐ田んぼの中の道を北上します。 昔に何度か南向きに走った事があるのですが、逆方向ですしかなり記憶が曖昧です.猪田道駅の方へ行く橋を渡らなくてはならないのですが、きっちり道を間違えてしまいます。 のどかな田園風景の中を行きます(写真 : Vivvaさん)
「ヴィンテージレーサー鑑賞会
」は11時からなのですが、私は午前中は久しぶりに旧上野市街をポタって昼食を済ませてから会場へ行く事にしますので、猪田道駅前でVivvaさんを見送る事にします。
伊賀上野城、上野町道路元標、サワイ楽器店頭の忍者装束のニッパー君、鍵屋の辻と馴染みのある処ばかりなのですが、何故か「数馬茶屋」が閉まっています、女将さんはお元気なのでしょうか、ちょっと気になります。
伊賀上野と云えば、お昼は「わかや」かここ「伊賀路」です。 昔、自転車仲間と「わかや」に集合しお昼に豆腐田楽を頂いて、御斎峠~信楽と走って、夜はここで大騒ぎしたものです。 狂牛病騒ぎで「牛タン」がメニューから消えた時期があって足が遠のいてしまいましたが、JR伊賀上野駅最寄と市街からは不便ですが、麦飯とろろ+牛タン御膳 1,400円(税別)はリーズナブルですね。
食後、会場の「サンピア伊賀」に向って伊賀街道を走り、映画「病院坂の首縊りの家」でロケ地になった場所で写真を撮ってますと、鈴鹿のあびさんとなおじさんがやってきました、鑑賞会を抜けてこれから牛丼を食べに行くそうです。 後で聞いた話では牛丼のお店は閉店していて肉うどんを食べたそうですが。 (写真右:鈴鹿のあびさん)
他に立ち寄る処もなくなったので、思っていたより少し早いですが会場の「サンピア伊賀」に到着。 なんでまた伊賀上野なのとお思いの方がおられると思いますが、大阪と名古屋のほぼ中間で、名阪国道も近いので車だと便利が良いのですよ。 2階の会議室を借りて、自転車もそのまま入って行ける様に段取りしてくれていますが、ホテル側も変な集団やなと思っているでしょうね。
20名の参加者と約40台のヴィンテージレーサー、内訳はチネリか1ダース、デローザが8台、ロッシンが4台、コルナゴが3台、他にビアンキ、マジ、レニアーノ、オルモ等々。 なおこちらの詳しい内容はうちのHPの方に用意しました。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2015]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構かと。なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダー等でご確認下さい。

奈良市藺生(いう)町にて

昨日に続いて「自撮り」へ、今日はasuka号で先週見つけた大和高原の田園風景を狙って行ったのですが。 1週間で稲刈りが思いの外進んでしまっていますが、この場所でいろいろと工夫しながら数テイク撮りました。
近辺を少しウロウロしていると茅葺屋根が見えます、この界隈では殆ど残っていないので行ってみると青龍寺と云うお寺でした。 本堂は古いですが良く手入れされたお寺で、村中から大切にされているんだなと云った雰囲気がありました。
さて今日は連休の「月うさぎキャンプ」に備えて、自走で集まってくるお互いの位置や到着予定が判るようにと「みんなで位置共有」と云うスマホアプリの運用テストをもやっています。 GPS機能付きのスマホを持っている事が条件になりますが、ご覧の様にほぼリアルタイムに参加しているメンバーの現在位置が地図上で判る様になり、コメントを発信する事もできます。 ただこの手のアプリの共通した難点なのですが、バッテリーの消費が著しい事、それにここまでのリアルタイム性が必要あるかどうかで、更新間隔を調整できてバッテリーの消費を抑えられる様にして貰いたいものですね。
今日は大和高原の後は石切峠を越えて奈良市街に下るつもりでいたのですが、Y氏がオーバーホールのなったRALEIGHのRRAのシェイクダウンに奈良から大和高原へ上がってきていて、「みんなで位置共有」でお互いの位置が判っていたのですが、どこへ向うとも判っていなかったので、田原あたりでニアミスしていた様です。 私は<47>を北上して大平尾で「自撮り」、その後誓多林へ下って石切峠へ向います。
「峠の茶屋」で通り過ぎるのも何ですので、相も変わらぬいつもの親爺と世間話をしながら、どうにかならないかと思う相も変わらぬ「わらび餅」を頂きながら、こちらへ向っている様子のY氏を待つ事にします。
無事にY氏と落ち合えたので春日山原始林の中をドカドカと下り、奈良市高畑町のローディー御用達のカレー屋「まんま亭」でお昼にする事にしました。
Y氏をお別れした後、<188>を走って帯解からいつもの上街道へ。 こんどは「みんなで位置共有」を見ていたSORAさんに補足されてしまいました、休日とあって気の趣くまま走っている皆さんと落ち合う事ができて、そう云った意味でも「みんなで位置共有」は面白いアプリです。 そしてGPS談義をしながらのんびりと上街道を帰途に就きました、本日の走行79.1キロ。
お待たせしました今年も秋の曽爾高原へ行ってきました。 一応の目的は「ならサイクルスタンプラリー」のチェックポイントなんですが…
桜井から曽爾高原までは最短ルートで行けば40キロに満たないのですが、車の多い国道を走る気もなく、それに榛原から大内峠(現在の弁財天トンネル)までだらだら登りも好きではありません、さりとて名張まで輪行するには近過ぎます。 したがって昨年に続いて一旦大和高原へ上がり、都祁山の道で赤目に下り、椿井峠を越えて曽爾村へ入ると云う60キロ余り、とんでもなく遠回りで楽ではないコースを選んでしまいます。 しかし同じ走るなら走っていて心地良い処を走りたいものです。
6時前には出掛け様と思っていたのですが、ぐずぐずしていて結局出発できたのは7時前、とにかく極力旧道を選びながら初瀬ダムへ向います。 現在は奈良市域となっていますが元の都祁村に入った処で、決してショートカットにもならないのですが、久しぶりに藺生(いう)集落の方を経由する事にします。 あちこちで稲刈りの始まった高原の田園、朝の逆光の中に素晴らしい風景を見つけました。 あまり「自撮り」をしている時間的余裕もないのですが、暫く悩んだ挙句に三脚を出す事に。

結局何ヶ所かで数テイク撮ってすっかり時間を食ってしまいました。 朝がまだだったので三陵墓古墳で缶コーヒーで菓子パンを齧りながら、まぁ曽爾高原はいつでも行けるしと、ゆっくり過ごしてしまいました。
とにかく「都祁山の道」こと<781>都祁名張線を東に、笠間から<242>上笠間三本松停車場に入り地蔵峠を越えます。 写真は地蔵峠の下りから見下ろす三本松の風景です。
本来「都祁山の道」は笠間峠を越え、距離的にも短いのですが、そのルートで行くと名張市街まで回らないとコンビニ等が全くないので、ローソンのある三本松へ下る事にします。

R165で三重県に入り近鉄赤目口駅前から<567>赤目滝線に入り山水園の手前で<784>赤目掛線に入ります。 この県道で椿井峠(746m)を越える訳なのですが、毎度の事ながら手前の鬼ヤ坂(567m)と云う名の峠の方が辛い様な気がします。 折角登ってきたのですが鬼ヤ坂を少し下ると出合茶屋、赤目四十八滝の上流側の入り口にあたります、行楽シーズンに訪れた事がないので営業しているのを見た事がありません、ちゃんと三重交通のバス停もあるのですが、9月中旬から11月一杯までの土日祝だけ1日1便の運行との事です。 茶屋のベンチとかもあるのですがとても綺麗とは云えない公衆便所が臭くてあまり長居はしたくはありません。 早々に出合茶屋を出発して暫く行くと再び奈良県に入り、椿井峠への登りが始まります。
椿井峠への登りが斜度を増す頃に、木漏れ日の風景が出迎えてくれます、この様な風景に感動するのはツーリング系のサイクリストだけなのかも知れません。 曽爾高原へ行けば絵葉書の様な風景がいつでもそれなりに出迎えてくれますが、光と影の織り成す風景は一期一会のものです。
何とか12時半には椿井峠に到着、最初の予定ではお昼に着けば良しと思っていたので、これだけ道草しながら上等と云うものです。 曽爾側の超激坂を下り、曽爾村役場に保存されている曽爾村道路元標に立ち寄ってから、鎧岳を見上げながら曽爾高原に向う事にしました。
県道<81>名張曽爾線からチェックポイントのファームガーデンまでは標高差100m程なのですが、結構な坂なのと、ここまで足を使ってきているので堪えます、とにかく1340着。 これで24ヶ所中19ヶ所をクリア、残り5ヶ所なのですが、結局は川上村、上北山村、下北山村、十津川村と吉野郡南部を残してしまいました、さてどうしたものか。

一応の目的は果たしましたし、ここまでで今月の走行距離は1,000キロを超え、このまま引き返しても走行距離は100キロを越えますので、今年2度目の3日連続100キロ達成にもなりますが、折角ここまできたのですから曽爾高原へ向かう事にしますが、さらに200mは登る必要があります。 手前からの遊歩道は階段になっていますので、自転車なら一番奥の「青少年自然の家」まで行くのがお勧めです、正面から更に右に登って行くと、広場状の処にベンチもあります。
1520には曽爾高原を後にします、昨年は御杖村側に下ったのですが、今回は登ってきた道を下り<81>を掛まで南下してR369いわゆる伊勢本街道を走って18時過ぎには桜井に帰ってきました。 本日の走行113.6キロ。
今日は曽爾高原に行こうか東吉野へ行こうかと考えていたのですが、朝起きてみると昨夜の予報に比べてお天気はは思わしくありません。 とにかく曽爾高原は次にして、今月はまだだった東吉野へ吉野経由で向う事にしますが、明日香村に入ると路面は濡れています、未明まで結構降っていた様です、芋峠はご覧の様に霧の中、殆どと云って良い位に車は来ませんがライトを点滅にして走る事に。
吉野川から高見川河畔を行きます。 再来週は「月うさぎ」キャンプですが、榛原辺りで合流して連れもって走って行く様な話しがあがらない限り、距離的には倍ほど遠回りですが車が少なく風景を愉しめる吉野経由のこのルートで向うつもりです。
丹生川上神社中社のある小(おむら)にできるパン屋さん「mugiwara」、11月開店との案内がでていました。
立派な古民家を改装した手打ち蕎麦「よしの庵」、新そばは12月との事、その頃には東吉野はすっかり冬の佇まいでしょうね。
定点観測ポイントですが、高見山は全く見えません。
古民家カフェ「月うさぎ」にて、さて今回のキャンプはいったい何人になるでしょう、二回目以降はずっとお天気に恵まれているのですが、今回もお天気になる事を願うばかりです。
二代目桃太郎(右上)。 栗が豊作、少し分けて貰ってきました。
一谷峠を下り、今日は菟田野から大宇陀に出て、宮奥ダムから大峠トンネルを越え、多武峰の談山神社まで登ってから帰る事にしました。 実は「ならサイクルスタンプラリー」のチェックポイントの「談山神社」がまだだったのです、これで18ヶ所目。 そのまま桜井市街に下ればすぐなのですが、100キロに少し足らないので、明日香村側に下る事に、お陰で夕陽に輝く風景と名残の彼岸花を収める事ができました。 本日の走行102.3キロ。
葛城古道にて Microsoft Image Composite Editorを使用
今日は輪童さん主催の恒例「葛城ポタ」、大枡柿之助殿は長州萩へ出陣中ですので、老中尾上殿をお招きし、題して「彼岸花の乱」。
集合時刻は御所市の「かもきみの湯」9時ですが、6時過ぎにはシルク24を駆って明日香村へ向います。 朝の陽射しがまぶしい最高のお天気です、今日は暑くなるかな。
一昨日も「大和川CC」の皆さんとやらせ写真の撮影大会をやっていた大官大寺跡で「自撮り」です。 今日もゴリラポッドしか持ってきていませんが、案内板やら標柱を使ってセットします。 もろに逆光のシチエーションですが、かなり時間をかけて数テイク、写真は散歩の人が入ってしまったアクシデントショットですが、後日「自撮り」の方にもアップします。 この後「鬼の雪隠」の前で年間10,000キロを達成した後御所に向いますが、「自撮り」ですっかり時間をとってしまいましたので、予定していた重阪(へいざか)から風の森峠へ出て引き返すコースを端折って室からR24へ入る事にします、お陰で鉄人児玉さんを捕捉。
風の森にて、今日は老中尾上殿ことNKO48さんのDAHONお披露目でもあります。 ただ急遽決まったポタですしシルバーウィ-クのど真ん中とあって女性の参加者が皆無だった事、その分妖艶な彼岸花が彩りを。
皆さんと一緒に走り出してまだ1時間にもならないのですがが再オープンされた「Fu-cyo」(風調庵)さんで長い長いコーヒーブレイク。
今日はまず風の森まで上がって標高を稼いでいますので、概ね北に向かって下り基調のコース設定、輪童さんの案内で彼岸花の群生ポイントを巡ります。 特にレーティングはないのですが鉄人児玉さんを除けば、小径車とマッドガード付き自転車の集まりです。
今日のベストショットはこれかな、今日はTOEIに代わってピカピカに磨き上げられたALPSを駆る北野さん。
下り基調とは云っても時にはこんなのも。 思い通りに云う事を聞いてくれない旧車5速の私は大変です。
今や葛城古道界隈は彼岸花の名所になっていますから、特に九品寺界隈はアマチュアカメラマンで一杯、まぁ彼らの習性はガイド本に載った場所に群れますから、他の場所は静かなものです。
彼岸花を愛でる鉄人児玉さん。
折角ですから彼岸花メインの写真も幾つか…
その後「六地蔵」まで下ってデポ地の「かもきみの湯」に戻られる皆さんとお別れし、八木経由で帰途に就きました、最高のお天気と仲間に恵まれた久しぶりの真性ポタリングでした。 本日の走行61.0キロ。

早速うちの
HPのアルバム「ツーリングの記録」を更新しました。[BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2015]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、anCan謹製カレンダー等でご確認下さい。
世間のシルバーウィークは別に格段の予定はありません、まぁ年中シルバーウィークみたいな人間ですから、あえて混雑する時に動かなくても良い訳でして。 さてKoga-Miyataの変わりとして長らく9さんからお借りしていたasukaロード、後任のerbaの目処がついたので、お返しにあがろうと九度山町に向かう事にしました。
九度山町から出た事がないのではとささやかれる箱入り娘の9さんのasukaロードですが、5月に急遽代走を仰せつかった「スズカ8時間エンヂューロ」に代車として出走し、その後Koga-Miyataに続いてカンチ台座折損でドッグ入りしてしまったasuka700Cツーリングの代わりも勤めて頂いて足掛け5ヶ月、2,000キロ余りを走らせて頂き、毎週月曜の城陽市往復はもちろん、お伊勢さんや高野山にも行って貰いました。
明るくなったら出発して写真でも撮りながらのんびり行こうかと思っていたのですが、うかつにも2度寝をしてしまい起きたのは7時、10時の約束ですので急いで準備を済ませ飛び出す事に、明日香村を駆け抜け、吉野口駅前から重阪峠を越え五條から橋本へ、お天気の休日とあって10台以上のロードと出遭いましたね、結果的にDST44.32 MXS44.0 TM1:55:39 AVS23.0で約束の10時丁度に九度山駅下に到着しました。
9さんの秘密基地でチョイスしてあったハンドル、サドル、ペダルを外し、このフレームには無理のあった26Cのタイヤを譲って貰いご覧の様に、お疲れ様でした。
取り外したパーツをバッグに押し込み橋本発13時07分の電車で帰途に就きましたが、停まってばかりで自転車の方が早い様な… ところで思いがけない人に出逢いました。 金橋駅に着こうとする時にこちらの顔を覗き込む人、顔を見返して誰だか気付くまでさして時間はかかりませんでした、かつて阿部野橋にあったJAZZ喫茶「トップシンバル」のマスター上田さん、金橋駅で降りるとの事、近鉄線ならまだしも1時間1本の桜井線ではちょっとと降りる訳にも、今は金橋駅界隈に暮らしておられるのか、所用で見えたのかも解りません。 20年ぶりなのか30年ぶりなのか、もう出逢うことはないでしょうね。 別に慌てて帰る必要もなかったし、次の電車まで1時間待ってでも話をしたかったなと、ちょっと後悔しています。
「トップシンバル」は阿倍野橋交差点の北西角のビルの地下1階にありました、私は開店した1970年代後半から80年代にかけて通っていた様な記憶で、奈良に引っ越して縁遠くなって、お店は10年近く前に閉められたと聞いています。 (すみません写真はネット上から拾ってきました。 )
古稀に至ってもなお「走」「工」「趣」三拍子揃って三流のサイクリスト。ライフワークは「道路元標」と「自撮り」。なお「■ャリ」等の自転車に対する卑しい言葉をコメント等ではお使いにならないで下さい。