「自撮り」カテゴリーアーカイブ

フォトアルバムからグーグルマップへ

 お馴染み「自撮り写真集」を始め「ツーリングの記録」と云ったうちのホームページの写真をメインにしたコンテンツは、Jalbumと云う無償のサービスを利用させて貰っています。 実際はアルバム作成のソフトウェアの使用のみで、ストレージサービスは使っていないのですが、なかなか重宝しています。 ホームページを持っている方なら、今時プロバイダに充分なディスクスペースをお持ちな訳ですから、敢えてストレージサービスを受ける事もないでしょう。 アルバム作成ソフトはスタンドアロンで使える訳ですし、その手のサービスの継続性やアップロードのストレスを考えれば良しかと。
 
 Jalbumはスキンと呼ばれるデザインテンプレートが各種用意されていて、気に入ったデザインを利用する事ができるのですが、中にGoogleMapへのリンクを設定出来るものがあります。 GoogleMapへの設定を行い画像と座標を紐付けしてやると、ご覧の様に[Map]ボタンが表示されます。
 
 そしてその[Map]ボタンをクリックする事で、紐付けされた座標のGoogleMapが表示される訳です。 写真アルバムとマップがリンクされる訳ですから、利用目的は撮影場所の紹介と云う事になるかと思います。 撮影場所を公開する事には抵抗もあるかとは思いますが、仮に私が所謂ネイチャー系の写真を撮る事が趣味だったら、まずやらないでしょうね(^_^;) ツーリングの途中の風景や場所を効果的に紹介しようと云う発想はfacebookグループ「旅情あふれるサイクリングルートの会」の「旅情マップ」からきているのですが。 しかし風光明媚な観光地や知られた写真撮影ポイントを除けば、写真に期待して行くと失望する事の方が多いかと、所詮写真は良いところだけを巧く切り取ったもの、騙しと云えば騙しなんですが、そこが面白いとも云えるのですね。
 
 まだまだ一部の写真を登録しただけなのですが、複数のポイントを登録して気が付いたと云うか当然の事なんですが、同じアルバムの他のポイントもご覧の様に表示されます。 赤色のマーカーは表示されている画像とリンクしたもの、青色のマーカーは他の画像からリンクしたものです。
 ところでマップとリンクしたページはどうも読み込みに時間が掛かる様でして、特にインディックスページから最初に呼び出されたページにマップへのリンクがある場合、極端に遅かったり表示が止まってしまうと云う問題がある様で、とりあえずスライドショー表示をした場合に最初に表示される1ページ目からマップへのリンクは外してしまいました、暫く様子見と云う事に。 ご意見、ご感想、アドバイス等あれば。

 

今年最後の最後の東吉野サイク

奈良県吉野郡東吉野村木津(こつ)にて
 
 先週も「今年最後の東吉野サイク」と題して向ったばかりなのですが、「月うさぎ」の雪便りを見て、一日お天気も良さそうだし、青空に冠雪の高見山をバックに「自撮り」をしようと、急遽東吉野へ向う事にしました。 まずは今月3回目、今年17回目の芋ヶ峠へ向います。
 

 東吉野村へ向う時、いつもは真っ直ぐに吉野川河畔まで下るのですが今日は津風呂湖畔へ、右岸を走るとかなりの遠回りとなってしまうので、ダムの天端道路を走って左岸の県道(写真左)を行きますが、やはり入野(しおの)の手前で吊橋を渡って右岸(写真右)に入ります。
 
 入野の急坂を登ってR370に取り付いて入野峠を下り吉野川河畔に出ます。 蛇行する吉野川に沿って遡上してくるより数キロは近道になる様ですが、ややアップダウンが厳しくなりますので時間的にはあまり変わらないかと。
 
 東吉野村小(おむら)にて。 先週はカレンダーを届けにあちこち寄り道ばかりでしたが、今日は「麦笑」も「よしの庵」にも立ち寄らずにひたすら木津(こつ)を目指します。
 
 
 伊豆尾の集落を抜け旧道と別れて右に大きくカーブすると谷あいに高見山の威容が見えてくるのですが… かなり期待していたのですが、雪はかえって先週より少ない位ででした、残念。 
 
 せっかく「自撮り」の準備もしてきている事ですし、お気に入りのポイントへ移動して準備を始めます。 ところで今までで一番青空と高見山の冠雪に恵まれたのは右の写真、スレート葺きの屋根と相まって、とても奈良県とは思えない光景。 一昨年の12月8日なのですが、この時は「自撮り」の準備はしていなかったのです。
 
 路面への積雪は殆ど残っていませんし、先週は谷尻(たんじり)から一谷峠を越えたので、今日は染谷峠を越える事にします。 水の流れている箇所は凍結していた形跡がありますので、朝走るのはちょっとヤバそうですが、問題なく染谷峠(713m)に到着。 ここで1440、陽の短いこの季節ですから室生ダム経由で帰るのはちょっと厳しそうです。 時間的に陽が沈んだ直後、交通量の多い17時台にに女寄か西峠を下る計算になります、それでなくとも気ぜわしい師走ですのであまり気が進みませんので、好きな道でもありませんが、R369を榛原へ真っ直ぐ下る事にしたのですが。
 
 大内峠の旧道を下りR369に入って1キロも走らない内に、ズブズブと後輪の空気が抜ける気配、すわパンクか! どうやら路肩のガラス片か金属片でも踏んだのでしょうか。 まだまだ標高500m以上、日陰はかなり冷えますので、陽射しがあって広そうな路肩まで少し押しします。 実は昨夜28Cから32Cに換装したばかりで、いつもなら2本持ってきているスペアチューブが、今日は1本だけだった事に気が付いて悪い予感がしたのですが、次がないのでパンク箇所を慎重にチェックした後、順調にチューブ交換こそ出来たもののエアーが入りません、チューブを外して調べてみると、バルブの根元が裂けています、なんと先日バルブの根元が裂けてFaceBookネタにしていたそのチューブ、さっさと捨てれば良いものを、間違って持って来ていたのです。 もうこうなるとここでパッチ当てをするしかありません。 幸いパッチもゴム糊にも不都合はなく、路肩の標識にライトから取り出した電池でゴリゴリやって圧着させます、温度のせいかゴム糊の馴染みが多少悪い様な気がしますが、うまくタイヤに入れてやれば空気圧でしっかり着いてくれるでしょう。 作業時間約15分、ここから榛原の街まで9キロあります、少なくともその辺りまで無事に下れれば。
 
 パンク修理に延々と続く下り坂と、すっかり身体が冷え切ってしまいました。 いつもなら篠楽から女寄辻経由で下るのですが、最短のR165西峠経由で帰る事にし、西峠のローソンでMachiCafeで暖まります、ここはイートインコーナーがないのが残念ですが。 無事に17時過ぎには桜井に帰り着く事ができました。 本日の走行85.5キロ、たっぷりと冬を感じさせてくれた1日でした。

再び吉野大峯林道へ

高原洞川林道にて
  先々週は10月31日に行ったばかりなのですが再度吉野大峯林道へ向う事に。目的は吉野大峯林道の先にある高原洞川林道での「自撮り」なのですが、昨日同様のコースで洞川へ向ったshokoraさんから洞川では紅葉がピークを迎えつつあるとの情報、当初は東吉野へ向うつもりでいたのですが、月曜火曜には雨が降るとの予報に、急遽予定を変更する事に。目的の五番関の川上村側は午後になると日陰となってしまうので、午前中それもできるだけ早い時間に着きたいのですが、桜井から芋ヶ峠を越えて吉野大峯林道経由で約50キロ、標高差1,000m以上、私の脚力では5時間はゆうにかかるのです。 
 そうなると夜討ち朝駆けしかありません、8月の十津川行きの様に2時台には及びませんが、4時40分には出発、この季節ですからまだまだ真っ暗、明日にスーパームーンを迎えるお月さんも沈んでしまっていて、昼なお暗い芋ヶ峠を闇夜に越える訳です、まぁ初めてでもない訳なんですが。 闇の中からこちらを伺う獣の眼が2つランランと輝いていたり、なにも出て込んでも良い物をうさぎを目の前を横切ります、鹿や猪が飛び出して来る事を思えば可愛いものですが。6時過ぎには空が白み始めた芋ヶ峠に到着、登りで脱いだベストやヤッケを再び着込んで下りに備えますが、さすがに寒いです。 上市のローソンで食料の補給とコーヒーで暫し温まります。 
 実は昨夜T御大から電話があって、どこか走りに行く?と云う話だったので、かくかくしかじかで五番関に向うと伝えたら、朝起きれたら追い掛けるとの由、とにかくGoogleMapに予定コースをあげて、要所要所でfacebookに書き込むのですが、御大はdocomoでないだけに吉野の山中では果たしてどこまで読んで貰えるかが… と思っているとfacebookにコメントが、御大はどうやら7時に橿原の自宅を出られた様です、2時間以上の開きがありますが、そこは元国体チャンプ、まったく心配には及びません。 
 0840 金峯神社に到着、上市のローソンからここまで写真を撮るのに立ち止まる以外に休憩なしで上がってきたので、この先の青根ヶ峯までの激坂に備えて15分程休憩を入れます。と思っていると直接電話に着信が、なんでもリアタイヤがバーストした様でかなり厳しい状況の様ですが、とにかく行けたら行くとの事。 
 0913 青根ヶ峯の登山口に到着、稜線に出て西側の視界が開けます。まだ早い時間ですが1台のローディが上がってきましたが、さて御大はどうなったのやら、ただこの先はdocomoですら断続的に圏外となります。
 黒滝村へ下る吉野槙尾林道への分岐(写真左)、ここから吉野大峯林道は通行止となっていますが、shokoraさんの情報がありますので折りこみ済みです、通行止箇所は道路の1/3近くが抜けてしまっています、先々週に通ったばかりなのですが、大した雨も降っていないにも関わらずこの林道の脆弱さが判ります。日曜ですが重機が入って下で作業中、通してくれなさそうな雰囲気プンプンですが、自転車を押してそーっと通り抜けます。 
 標高1,000mを超えお馴染みのビューポイントへ、先週は雲行きが怪しいのと時間も押してきたので、ここで折り返したのです。休日とは云え通行止のお陰で車はやってきませんし、先のローディも追い付いてきません「通行止」の案内に素直に撤退したのかな。ところで御大は水分神社とか上千本界隈の画像をfacebookにアップしています、まさかあの激坂を登る訳はないだろうと、さては水分神社か金峯神社まで登って来たものの、引き返したかと。 
 1025 九十丁に到着、ここで吉野大峯林道は奥駈道と交差します。 この辺りで稜線の東側に出て、高原洞川林道との合流点まで下り基調となります。 
 山腹が見事に色付いています。ここまで良さげな「自撮り」ポイントが幾つかあったのですが、今回は少しでも早く高原洞川林道に入ろうと先を急ぐ事にします。 途中、林道に飛び出してきた子供の猪と追っかけっこをする事に、後から思えば動画を撮っておけばと思うのですが、その時はいつ親が出てこないかと、そんな余裕はありませんでした。 

 相変わらず川上村へ下る区間は通行止めになったままの高原洞川林道へ入り、11時前に大天井滝の少し手前の目を付けているポイントに到着、やはりこの時間になると東側斜面の一部が影になっています、春に来た時はこんな感じでした。ここで1時間程「自撮り」をば。 
 何ショットかものには出来た様なので大天井滝の前の四阿に移動してお昼にしていますと、T御大がやってきました、どうやら水分神社経由の激坂ルートを登ってきたとか、もう流石としか。 
 五番関トンネルを越えて洞川へ、時間も押してきているのでみたらい渓谷へは向わず最短の小南峠を越えて帰途に就く事に。 
 小南峠隧道は相変わらず通行止で、内部のモルタル吹き付け工事の様ですが、しかしこの工事いつから続いているのでしょうね。 
 工事のアクセスは天川村側から行なわれている様で、黒滝村側の路面はは落ち葉に覆われていて、どこに石が隠れているかが読めないので、おちおち走れません。中腹の通行止のゲートから下は山仕事の車が入ってくるかして、少しは走りやすくなるのですが。 
 五番関以降も折々に紅葉の写真を撮ったりしながらで結構時間をくってしまいました、その手のネイチャーな写真はこちらで。小南峠を下り地蔵トンネルを抜け、いつもなら秋野隧道から椿橋、壷阪峠のルートをとるのですが、T御大のリクエストで車坂峠を越え、吉野口駅を過ぎた辺りでお別れし、明日香村経由で17時過ぎに無事に帰投、さすがに疲れました。本日の走行105.9キロ、獲得標高は2,000mを超えていました。
 

 
 

晩秋の笠置キャンプ(1日目)

木津川に架かる笠置大橋から望むキャンプ場
 
 世間はもう11月と云うのに物好きと云うかキャンプツーリングのお話です。良く寒くは無いのかと云われますが、まぁ暑くはないと云う話でして、虫もいないしある意味快適に過ごせたりするものなんです。昨年も11月には同じく笠置キャンプと河内長野市光滝での「家出キャンプ」を行なっています。今回は昨年同様にkitamakiさんとのお話だったのですが、Facebookグループ「自転車キャンプツーリングを愉しむ会」の方でも募った処、アクセスが良い事もあって私を含め6名の参加者が、そこへ日本一周ゴール間近の清介さんが加わり、マッキーさと丸さんがベースキャンプを準備して下さるとの事で、一気に賑やかなお話となりました。
 京都府相楽郡笠置町の笠置キャンプ場までは、我が街桜井から最短距離で36キロ、でなくとも勾配の少ない木津からR163を経由するのが一般的なのですが、私は大型車の多いR163を避けて毎回大和高原を越えて行く約50キロのコースを取っています。
 
 さてルートは概ね長谷寺から初瀬ダムに取り付き、名阪国道針インターから布目ダム、柳生の里を経由すると云うものです。最初の難関はこの初瀬ダムへの10%勾配、距離は知れていますし4サイドでも何とか登れるものです。
 ルートから多少逸れますが藺生町から三陵墓古墳群史跡公園へ立ち寄り一息入れます。バッグには長くて入りきらないバゲットがサイドバッグ上に、でも日本の里山風景には大根が白ねぎの方が似合う様な。
 コンビニへ立ち寄ったので少しR369を我慢して走る事になりましたが、名阪国道を越えて暫くで県道8号月瀬針線に入ります。 荻町で良さげなポイントを見つけたの「自撮り」をば、別に何処にでもありそうな風景、場所すら特定できない様な風景ですが、こんな道を走るシチュエーションが好きです。
 11時過ぎには布目ダムに到着、ここでお昼にする事にします。キャンプツーリングだからと云って格別な事は、先ほどコンビニで仕入れた弁当をほおばるだけです、どっさり食材や機材を積んできてはいるのですが、かなり無理なパッキングをしてきているので、店を拡げると大変な事に。
 布目ダムからは県道4号笠置山添線で柳生を経て笠置に下る予定だったのですが、パンクのリスクが高いものの布目川沿いに飛鳥路に下るお気に入りの黒線道へ入る事に。関西本線の飛鳥路踏切で「自撮り」をしようと思ったのですが、どうやら外部タイマーを先の荻町に忘れてきたかして見つかりません、従って内蔵のセルフタイマーでの撮影で後ろ姿だけと云うに。ちなみタイマーは後日出てきたのですが。
 長時間の設定ができるタイマーがないので潜没橋での「自撮り」は諦めR163を西へ、笠置トンネルも笠置峠も避けてお化けホテルの下の道を抜けて笠置大橋へ。起動しておいたスマホアプリ「みんなで位置共有」を見ると宇治から走ってきているヤマタンさんが近くまで来ているので、ここで待って一緒にキャンプ場へ行く事にします。橋から見下ろせるキャンプ場、この時期とは云えかなり賑わっています。マッキーさんのベースキャンプも見つける事ができました。(巻頭写真の黄丸)
 1320 笠置キャンプ場に到着。早速ベースキャンプへ、同じ京都府と云え舞鶴在住のマッキーさんが昨日のうちに来られて一人で設営されたとか、それなりの上手い段取りもあるのでしょうが、一人じゃ大変でしょうね。 もちろん中には薪ストーブもあって快適この上なし。
 次々と参加メンバーが到着、奈良からトリトンさん、枚方からkitamakiさな、亀山からはなおじさん一行が。
 そして今回のゲスト、日本一周ゴール間近の清介さん。ゴールは京都府下の綾部ですので、今日で京都府に入った訳なのですが、これからまだ高野山まで往復してから帰投するとの事です。
 みなさん思い思いに設営をしたり夕食の準備をしたり。 名古屋からはらださんが車で乱入、テーブルを積んできてくれたので、快適なスペースに。私は今回おでん、スジ、大根、蒟蒻、じゃがいもは先に準備をしてタッパーに積めて運んできましたが、芋は崩れてしまって失敗ですね。写真右下の四角い鍋ともう一つもやし鍋用の鍋をサイドバッグに押し込んで来ました。
 陽も暮れてなんだかんだでキャンプの夜は更けて行きます、写真はあびさんに頂きました、かな。本日の走行55.4キロ。

吉野大峯林道まで

 明日11/1に走りに行こうと云う予定があったのですが、お天気も思わしくない事もあって中止に、ならば代わりに今日走っておこうかと。さて格段のプランもなかったのですが、取り敢えず芋ヶ峠を越えて吉野へ向かう事に。 

 

 暗い内から出掛ける準備をして6時前の出発、ずいぶん陽も短くなってしまい、表はまだこんな感じです。次第に明るくなってくる空を見上げながら明日香村へ。
 
 今月二度目の芋ヶ峠を越えますが、下りの寒い事、もう指ぬきのグローブではいけません。吉野川河畔のローソンで補給してから吉野山へ向う事に。近鉄吉野駅へ少々寄り道、別に用事もないし、前にも撮っているのですがね。 
 
 10時前に金峯神社に到着、休憩が多かったとは云え、ここまで4時間もかかっています。途中吉野山界隈、紅葉はまだまだこれからと云う感じです。
 
 
 吉野大峯林道に入り、標高1,000mを超えたあたり、一番のビューポイントで「自撮り」を。
 
 少々岸を変えて、すすきの中の吉野大峯林道、しかし雲も多くなってきて、諦めて片付けると晴れてくると云った按配でなかなか捗りません。 せっかくここまで登ってきたのですが、陽射しもこれ以上望めそうにもありませんし、時間も推してきてこのまま五番関から洞川に下っても帰りがたいへんなので、ここで引き返して吉野槙尾林道で黒滝村に下って地蔵トンネル経由で帰途に就く事にしました。
 

 せっかくですからヘキサコレクションの空きを埋めようと、県道<48>洞川下市線、<271>平畑運動公園線、<279>平畑運動公園線と継いで走る事に、正規のヘキサは見当たりませんでしたが、地方主要道となる<48>洞川下市線くらいはどこかにあっても良さそうなものなんですが。

 日頃走る事のない様な道を登ってきましたのでR168に出て、十何年ぶりと云うか久しぶりに芦原トンネルを抜ける事に、トンネルの上下線が別になってから初めての様な気もしますし、もしかすると20数年ぶりかも、いずれにせよ自転車が愉しく走れる道でない事には変わりはありません、トンネル内に歩道があるのですが、砂が溜まっていて怖い事。
 100キロには届きませんでしたが、本日の走行91.7キロ、年間走行距離がようやく9,000キロを超えました。
 

夏の忘れ物

 午後から少し出掛ける事に。 明日香村まで「自撮り」のロケハン程度のつもりですが、一応は機材は整えて出掛ける事に。しかし何ですかこの暑さ、予報では30℃に迫る気温だとか、先週からニッカスタイルで走っていたのですが、さすがに暑いのでほぼ夏の格好に戻って走り出します。
 
 お目当ては稲渕の棚田を見下ろす回廊の様な道からの俯瞰、写真は7月1日に撮ったものですが、今度は黄金色に輝く棚田を狙いたかったのですが、もう稲刈りが終わっているのではないかとの心配が案の定、綺麗に刈り取りが済んでいます。はさ掛けでも並んでいれば絵になるのですが、いささか殺風景な案配。やはり連休前後に来るべきだったかと、その頃は「月うさぎキャンプ」だったり、お天気も悪かったですからね。毎年の事なんですがこのテーマなかなかモノにできません。
 
 しかし見上げると真夏の雲ですねぇ、ふと思い出した事が。私の「自撮り」写真にはあるパターンがあって、背景を対象物で埋めつくす、例えば花であったり、紅葉であったりと、そう云ったイメージでこの夏は空と夏の雲をバックに「夏!」と云う感じで撮ってみたかったのですが、なかなかその様なシチエーションに出逢う事はありませんでした、何しろ雲ですからね。
 

 ところで「自撮り」って走っている途中で良いポイントを見つけたら撮っているだけと思われているかも知れませんが、絵コンテとまでは行かずとも、それなりのイメージやシナリオを幾つか抱えていて、相応しい場所を探しながら走っているものなんですよ。 
 案山子ロードの坂を登って行くと、朝風峠の碑の先に白い雲が、棚田の方は諦めこちらにトライしてみる事に。
 平日なのでハイカーも少ないのですが、時折雲に遮られて日影になるのと、コース取りが難しくて、坂道を行ったり来たりで、撮り直す事テイク8まで一時間余り。
 
 結果的に満足の行くものは撮れませんでしたが、シルエットにするならともかくとして、空との輝度差が大きすぎるので結構強い陽射しが必要な事、夕方近くなら条件が整ってくるのですが、色温度が下がってきて青空が青空にならない、雲が真っ白にならないとか、それはそれで面白いのですが、なかなか難しいものがあります、それに流れる雲だけはねぇ。もくもくと湧きあがる入道雲に向かって峠道を登って行く、そんな写真が、来年の夏への課題です。

「彼岸花の乱」こと葛城ポタ

 今日は輪童さん主催の恒例「葛城ポタ」に参加してきました、今年もだいすけさんとNKO48さんが参加されますんで「彼岸花の乱」のタイトルが。 最初は9/18の予定だったのですが、天候不順の今月、一週間順延となりました。 しかし今日も午後は降水確率60%に一時なっていた様な。
 集合場所は近鉄御所駅前9時だったのですが、仕事の都合で少し間に合わないので、先に行って貰いお昼までには合流する事に、しかし決まったコースを走る訳ではなく、写真を撮りながらあっちへウロウロ、こっちへウロウロのポタリングですので、なかなか簡単には捕まえられません。 結局こっちが先回りをしてしまう様な事になったので、スマホアプリの「みんなで位置共有」で補足する事に、無事に六地蔵界隈で合流する事ができました。 しかしGoogleMapでは「六地蔵」はとんでもない位置に、その上「閉業」とかって表示されます、あのぉ年中無休、未来永劫お地蔵さんなんですけど
 
 いつもの事ですが、どこをどう走ったのか判らない、もう一度一人で行けと云われても行けないのが「葛城ポタ」、写真の撮影場所が特定できないと些か不便ですので、今回は近場のポタリングにも拘わらずGARMINを持って行く事に。
 彼岸花がお目当てですので、概ね田圃の中ばかりなのですが、途中にはこんな旧街道も通ります、昔の山麓線と云った処でしょうか。
 今年もお昼はこの先の名柄神社の境内で頂く事に、持参のお弁当とかを思い思いに拡げます。
 
 
 境内のベンチでのんびりとお昼を済ませた後も南へ向いますが、撮影ポイントを求めて山側へ登ったり谷側へ下ったり、故にポタと云いながら「葛城ポタ」は結構疲れます。
 しかし九品寺界隈は休日とあってアマチュアカメラマンがウロウロしていますが、少し離れると静かなものです、観光客やハイカーで混雑していてどアップしか撮らないなら、余所行けばと思いますがね。 そのあたり広範囲に細かくロケハンできる自転車の威力です。
 途中、結構な「自撮り」ポイントがあったので、皆さんに先に行って貰い三脚を立てる事にしましたが、コース撮りが難しくて撮り直す事、数テイク。
 
 最終的に高鴨神社や風の森まで南下しますが、結構な登りが待ってます、小径車の方はかなり辛そうです。
 
 高鴨神社でやっとこさ自販機の飲料にありつき、風の森で記念撮影。 風の森峠、R24はただの切り通しの峠なのですが、さらにその上、風の森の標柱の建つこのあたりは金剛山の麓の風景が開けます。 結局お天気が崩れる事なく、ただ蒸し暑かったですね。
 
 風の森峠へと下り旧道を北へ、途中で輪童さん馴染みのカフェへ立ち寄りコーヒーとケーキのセットを頂きます。 なんとここは御蔵神社の女性宮司さんがなさっているとか、神社への道は行き止まりで、かなりの穴場です、食事も可能です。
 
 この後御所市街へと帰途を取るのですが、私は途中でお別れして近鉄沿線へ、最近デビューした近鉄の観光特急「青の交響曲」を撮るために。 市尾駅と葛駅の間位で考えていたのですが、時間があったので薬水駅近くまで南下してしまい、結局は出遭い頭みたいな感じになってしまいました、それに夕方の陽射しと色被りで青と云うより茶色の様な。
 
 本日の走行66.3キロ。
 
 
 
 
 

撮影ポイントマップ

明日も雨かぁ、今月は空き時間と天気の巡り合わせ悪くて殆んどと云って良い位に走れていません、年間10,000キロに黄色信号。 だから時間を持て余している訳でもないのですが、HP上でアルバムにしている「自撮り写真集」「カレンダーに使った写真から」の撮影場所をGoogleMyMap上にプロットしてみました(現在進行中)、だからそれが何なのと云われそうですが、まぁマイマップでこんな事もできますよって事で。 オレンジ色のマーカーが「自撮り写真集」、ブルーのマーカーが「カレンダーに使った写真から」の撮影場所、最近はエスカレートしていてカメラの位置と被写体の位置が結構離れている事も多いので、とりあえずマーカーは被写体の場所に置いています。

スライドショー3題

台風の所為と云うかお陰と云うか、午後からの予定がなくなってしまい思わぬ時間が、と云っても外に出られる様な状況でもありませんし。 溜まった写真で少しスライドショーをなどを作ってみたりして。
 「自撮り写真集」から代表的なものを66枚、1080×720にリサイズしたもから作っています。 以前はYoutubeにスライドショーを投稿する場合はスライドショー作成ソフトで動画として作ったものをアップロードしていたのですが、今はWeb上で作る事が可能になっています。 ただ作業途中での保存ができなかったりとか、枚数の多いスライドショーを作ったりするのには向いているとは云えません。
 2016年5月3~5日「第9回月うさぎキャンプ」
 2016年8月12~14日「十津川~龍神キャンプツーリング」
 これらの画像はホームページ内のアルバムで、ログイン、パスワードをご存じの方のみが閲覧できるのですが、縦位置と一部の写真を省いたものを低解像度(480×320)でスライドショーにしています。 またYoutube上でも「限定公開」としています、